こんなことで、疲れていませんか?

  • 「このバッグ、限定で手に入りにくいんだ」と自慢が続く
  • 久しぶりに会っても、相手の自慢を聞くだけで終わる
  • 帰り道、楽しかったはずなのにどっと疲れている
  • 「私の心が狭いのかな」と、モヤモヤを口に出せない

友達だからこそ言いにくいものですが、何度も比べられたり、さりげなく下に見られたりすれば、疲れてしまうのは当然のことです。マウントを取ってくる友達は、どんな心理でいるのでしょうか。

結論

友達のマウントは、見下したいからとは限りません。「認めてほしい」「自分は大丈夫だと思いたい」という不安から出ていることもあります。

張り合わずにさらりと受け流すのが、いちばん疲れない対処法です。それでも会うたびに消耗するなら、距離を置いてかまいません。

この記事でわかること

  • 友達がしがちなマウントの言動と、ただの近況報告との違い
  • マウントを取ってくる友達の5つの本音
  • 恋人・仕事・子ども・持ち物など、種類別の受け流し方と例文
  • 疲れないための付き合い方
  • 距離を置くかどうかを判断する目安
この記事の目次閉じる開く
  1. 友達がしがちな「マウント」とは?よくある言動
    1. マウントになりやすい5つの言動
    2. ただの近況報告とマウントを分けるポイント
  2. マウントを取ってくる友達の本音・よくある5つの心理
    1. 認めてほしい、すごいと言われたい
    2. 自信がなく、不安を打ち消したい
    3. 人と比べる癖がついている
    4. あなたを身近なライバルだと思っている
    5. 本人は自慢だと気づいていない
  3. 種類別:マウントの受け流し方と返し方の例文
    1. 恋人・結婚のマウント
    2. 仕事・収入のマウント
    3. 子ども・家庭のマウント
    4. 持ち物・暮らしのマウント
    5. 「まだ〜してないの?」と下に見られたとき
  4. マウントを取られたときにやってはいけないこと
  5. マウントに疲れないための付き合い方
    1. 「認めてほしいんだな」と一歩引いて聞く
    2. 話題は自分から、比べようのないものへ
    3. 自分の近況は、話す範囲を決めておく
    4. 二人きりより、複数人で会う
    5. 会う時間に区切りをつける
    6. 悪気がなさそうなら、一度だけ気持ちを伝える
  6. 距離を置くかどうかを判断する目安
  7. それでも疲れてしまうときは
  8. よくある質問
  9. まとめ

友達がしがちな「マウント」とは?よくある言動

ここでいうマウントは、さりげない言葉で相手より優位に立とうとするふるまいを指します。あからさまな自慢だけでなく、一見そうは見えない形で出てくることもあります。

相手からも質問してくれる
何気ない会話の中に、マウントがまじることもあります

マウントになりやすい5つの言動

友達のこんな言動が続いていませんか

  • あなたの話を「私なんてもっと〜」と上書きする
  • 「私なんて全然だよ、家も狭いし」と言いながら、新居の自慢を続ける
  • 「まだ〇〇してないの?」と、あなたの状況を下に見る
  • 聞いていないのに、持ち物の値段やブランドを話す
  • あなたのうれしい話を、すぐに自分の話へすり替える

いくつか当てはまるなら、その友達には「張り合いたい気持ち」があるのかもしれません。ただ、一度きりの自慢話なら、うれしくて誰かに話したかっただけということもあります。

ただの近況報告とマウントを分けるポイント

近況報告とマウントの境目は、話の中身よりも「話し方」と「くり返し」にあらわれます。次の3つを目安にしてみてください。

  • あなたの話も、きちんと聞いてくれるか
  • あなたを下げる言葉が、会話の中に入っているか
  • 会うたびに、同じような自慢がくり返されるか

あなたの話も聞いてくれて、一緒に喜べる空気があるなら、それはマウントではなく、うれしい出来事の共有です。聞いたあとに自分がみじめな気持ちになるかどうかも、大切な手がかりです。

シンパンくんからあなたへ

「私なんて全然だよ」って言いながら、実は自慢していることもあるんだ。言葉より、話したあとの自分の気持ちに目を向けてみてね。

マウントを取ってくる友達の本音・よくある5つの心理

マウントを取る友達は、自信満々に見えることが多いものです。けれど、その言葉の裏には、意外な気持ちが隠れていることがあります。

認めてほしい、すごいと言われたい

職場や家庭でなかなかほめてもらえない人は、そのさびしさを友達との会話で満たそうとすることがあります。「すごいね」のひと言がほしくて、つい自分の手柄を話してしまうのです。

たとえば、仕事で大きな案件を任された話を何度もくり返すのは、身近な誰かに認めてもらいたい気持ちのあらわれかもしれません。

自信がなく、不安を打ち消したい

意外に思えるかもしれませんが、マウントは自信のなさから生まれることがよくあります。「自分はこれでいいのかな」という不安を、人より上にいると確かめることで落ち着かせようとしているのです。

結婚や子育て、仕事の選び方に迷いがある人ほど、「私の選んだ道は正しい」と言い聞かせるように、自分の暮らしを語ってしまうことがあります。

人と比べる癖がついている

子どものころから成績や見た目で比べられてきた人は、大人になっても、無意識に人と自分を並べてしまうことがあります。

本人に悪気はなく、会話のたびに「どっちが上か」を確かめるのが当たり前になっている状態です。あなただけでなく、ほかの友達にも同じような話し方をしていることが多いでしょう。

あなたを身近なライバルだと思っている

同級生や、同じ時期に社会に出た友達など、立場が近い相手ほど張り合いたくなるものです。あなたのことを、心のどこかで「負けたくない相手」と見ているのかもしれません。

ライバル視の裏には、あなたの暮らしをうらやむ気持ちが隠れていることもあります。素直に喜べない友達の気持ちについては、嫉妬してくる友達の本音でくわしく紹介しています。

本人は自慢だと気づいていない

話すのが好きで、思ったことをそのまま口にする人は、自分の話が自慢に聞こえていることに気づいていない場合があります。うれしかった出来事を、ただ共有しているつもりなのです。

このタイプは、あなたの気持ちを伝えると驚き、素直に気をつけてくれることもあります。あなたを下げる言葉が入っていないなら、「話し好きな人」と受け止めるだけで、気持ちはぐっと楽になります。

種類別:マウントの受け流し方と返し方の例文

マウントには、話題ごとにいくつかの型があります。大切なのは、張り合わず、さりげなく話を次へ進めることです。種類ごとの受け流し方を見ていきましょう。

種類よくある言葉受け流すひと言
恋人・結婚「彼が何でもしてくれて」「大事にされてるんだね」
仕事・収入「ボーナスで旅行したんだ」「頑張ってるもんね」
子ども・家庭「うちの子、もう〇〇できるよ」「成長が楽しみだね」
持ち物・暮らし「これ、限定品なんだ」「素敵だね、似合ってる」
経験・知識「それ、前から知ってたよ」「さすが、詳しいね」

恋人・結婚のマウント

恋人の話は、比べる言葉がそえられると一気にマウントになります。相手の話を軽く受け止めたら、自分の話で張り合わず、別の話題へ移りましょう。

恋人の話で比べられたら
相手

彼、記念日には毎回サプライズしてくれるんだ。〇〇の彼はそういうのないの?

あなた

うちはのんびりしてるかな。でも素敵だね、大事にされてるんだね

あなた

そういえば、前に話してた旅行は行き先決まった?

恋人ができたばかりの友達は、悪気なく彼の話ばかりになることもあります。のろけ話に加えて誘いを断られることも増え、寂しさを感じているなら、彼氏ができて付き合いが悪くなった友達の本音も読んでみてください。

仕事・収入のマウント

年収やボーナス、役職の話には、具体的な数字で応じないことがポイントです。あなたが数字を出すと、相手に比べる材料を渡すことになります。

「すごいね、忙しいでしょう」と、相手の頑張りにふれるひと言で受け止めれば十分です。そのあとは、仕事以外の話題に切り替えてしまいましょう。

子ども・家庭のマウント

子どもの成長や習い事、受験の話は、親どうしでも比べ合いになりやすい話題です。子どもの育ち方は一人ひとり違うので、比べる必要はありません。

「〇〇ちゃん、頑張ってるんだね」と、相手の子をほめるだけにとどめましょう。わが子の話は聞かれたら少しだけ、くらいにしておくと、張り合いの流れになりにくくなります。

持ち物・暮らしのマウント

ブランド品や新居、旅行の話は、素直にほめて終わりにするのがいちばんです。値段や手に入れた経緯を深く聞くと、話がさらに長くなりがちです。

「素敵だね」とひと言伝えたら、「ところで」と自分から話題を変えましょう。相手もほめられたことで満足し、それ以上は続けないことが多いものです。

「まだ〜してないの?」と下に見られたとき

結婚や出産、転職、マイホームなどについて「まだなの?」と言われると、自分の生き方を否定されたように感じますよね。そんなときは、自分のペースを短く伝えるだけで十分です。

「まだなの?」と言われたら
相手

え、まだ結婚しないの?早くしたほうがいいよ

あなた

私は私のペースでいいかなって思ってるんだ

あなた

気にかけてくれてありがとうね

言い返したくなる気持ちはぐっとこらえて、感謝の言葉で話を閉じると、相手もそれ以上は踏み込みにくくなります。

下に見るような言葉が、みんなの前で笑いを取るための「いじり」として出てくることもあります。笑いのネタにされてつらいときは、いじってくる友達の本音で、嫌だと伝える言い方を確かめてみてください。

選ぶものや考え方が違う
選ぶものや大切にしたいことは、人それぞれ違っていいのです

マウントを取られたときにやってはいけないこと

モヤモヤが続くと、つい反撃したくなることもあります。ただ、仕返しのような対応は、結局あなたの心をもっと消耗させてしまいます。

やってはいけないこと

  • 負けじと自分の自慢を返して張り合う
  • 「それってマウントだよね」と、その場で指摘する
  • 共通の友達と、その人の悪口で盛り上がる
  • 相手のSNSをこまめにのぞいて、粗探しをする
  • 無理に笑顔をつくって、大げさにほめ続ける

張り合うと、相手はさらに上の話を持ち出し、会話がどんどん比べ合いになっていきます。その場での指摘も、相手のプライドを傷つけ、関係がぎくしゃくするもとになります。

悪口や粗探しは、一時的にすっきりしても、あとから自分の気持ちが重くなるものです。大げさなほめ言葉も、あなたの心をすり減らします。受け止めるのはひと言だけにして、それ以上は付き合わない、くらいの軽さで十分です。

マウントに疲れないための付き合い方

相手の話し方を変えるのは難しくても、自分の受け止め方や会い方は変えられます。疲れにくくなる工夫を紹介します。

「認めてほしいんだな」と一歩引いて聞く

マウントを取られたと感じたら、心の中で「今、認めてほしいんだな」とつぶやいてみましょう。相手の言葉を、自分への攻撃ではなく、相手の気持ちのあらわれとして見られるようになります。

一歩引いて見ると、相手の言葉をそのまま自分への評価として受け取らずにすみます。相手の暮らしと自分の暮らしは、そもそも比べる必要のない別のものです。

話題は自分から、比べようのないものへ

会話の主導権を少しだけ握るのも効果的です。好きなドラマ、行ってみたいお店、昔の思い出など、比べる要素のない話題を、自分から先に出してみましょう。

近況の話になるとマウントが始まる相手なら、会ってすぐに「最近ハマってるものある?」と聞くだけでも、会話の流れは変わってきます。

自分の近況は、話す範囲を決めておく

収入や昇進、子どもの成績、住まいの話など、比べ合いのきっかけになりやすい話題は、無理に話さなくてかまいません。友達だからといって、すべてを打ち明ける必要はないのです。

聞かれたときは「相変わらずだよ」「ぼちぼちやってるよ」と軽く返し、相手の話や別の話題へ移りましょう。話す範囲をあらかじめ決めておくと、会う前の気の重さも少し軽くなります。

二人きりより、複数人で会う

二人きりだと、相手の話を受け止める役があなた一人に集中します。ほかの友達もまじえて会えば、話題が分散し、自慢話が続く時間も短くなります。

自慢ではなく愚痴を延々と聞かされる場合も、聞き役があなたに偏っていることが多いものです。聞き役に疲れたときの返し方は、愚痴ばかり言う友達の本音にまとめています。

会う時間に区切りをつける

一日中一緒に過ごすより、ランチだけ、お茶だけなど、短い時間で会うようにしましょう。あとに予定を入れておくと、無理なく切り上げられます。

「楽しかった、またね」と気持ちよく別れられる長さにとどめておくと、次に会うのも苦になりにくくなります。

集まりを早く抜けたい
疲れる前に切り上げるのも、関係を長く続ける工夫です

悪気がなさそうなら、一度だけ気持ちを伝える

自慢だと気づいていないタイプの友達なら、気持ちを伝えることで話し方が変わることもあります。二人きりで落ち着いて話せるときに、責める言葉を使わずに伝えてみましょう。

気持ちを伝えるなら
あなた

〇〇の話を聞くのは楽しいんだけど、比べられるとちょっとしんどくなっちゃうんだ

あなた

だから、お互いの好きなものの話をもっとしたいな

伝えるのは一度だけで十分です。それでも変わらない場合は、次に紹介する目安を参考に、会い方や距離を見直していきましょう。

シンパンくんからあなたへ

マウントは、ていねいに受け止めてくれる人がいると続きやすいんだ。ひと言で受け止めて、さっと次の話へ移るのがコツだよ。

距離を置くかどうかを判断する目安

受け流す工夫をしても、どうしても疲れてしまう関係もあります。次のようなサインが重なるなら、距離を置くことを考えてよいでしょう。

距離を置いてもいいサイン

  • 会うたびに、あなたを下げる言葉が出てくる
  • 帰り道にどっと疲れて、次に会うのが憂うつになる
  • あなたの話を、まともに聞いてもらえない
  • 話題を変えても、何度も自慢の話に戻ってしまう
  • ほかの人の前で、あなたを笑いものにする

距離を置くといっても、急に連絡を断つ必要はありません。次のような小さな調整で、関係を壊さずに間をあけられます。

  • 会う回数を少しずつ減らす
  • 二人きりの約束はやめて、グループで会う
  • LINEは用件中心にする

付き合いの長い親友の変化に戸惑っているときは、親友と距離を感じる本音も読んでみてください。

ママ友や職場の人のマウントに悩んでいるなら

ママ友や職場の人とは、子どもの行事や毎日の仕事で顔を合わせるぶん、友達とは違う距離の取り方が必要です。ママ友の場合はママ友がマウントを取る心理、職場の同僚の場合はマウントを取ってくる同僚の本音で、それぞれの付き合い方を紹介しています。

この友達とどのくらいの距離がちょうどいいのか、自分の気持ちを確かめたいときは、こちらの診断も使ってみてください。

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それでも疲れてしまうときは

受け流しても、会い方を工夫しても、相手の言葉が頭から離れないことがあります。長い付き合いの友達ほど、「もう会いたくない」と思う自分を責めてしまうかもしれません。

マウントの悩みは、共通の友達に話すと悪口のように広まってしまう心配もあります。あなたの交友関係から離れた場所で、ありのままの気持ちを吐き出してみるのも、心を軽くする一つの方法です。

よくある質問

友達の自慢が気になるのは、自分に余裕がないからでしょうか?

仕事や家庭で余裕がない時期は、誰でも比べる言葉に敏感になります。気になるのは自然なことです。ただ、いつ会っても疲れるなら、あなたの余裕だけでなく、相手の話し方にも理由があると考えてよいでしょう。

自分もマウントを取っていないか心配です。

そう気にかけられる人は、相手の気持ちを考えられている証拠です。話したあとに相手の話も十分に聞けたか、比べる言葉を使っていなかったかを振り返ってみれば十分です。

マウントを取ってくる友達と、縁を切ってもいいですか?

会うたびに自分を下げられ、心がすり減っているなら、距離を置くのは自然な選択です。急に縁を切るのが難しければ、会う回数を減らし、自分が楽に感じる距離まで少しずつ離れていきましょう。

マウントを取られると、自分がみじめに感じてしまいます。

相手が見せているのは、暮らしのうちの良い部分だけです。比べる相手をその友達にするのではなく、昨日の自分や、自分が大切にしたいことに目を向けてみてください。

まとめ

友達のマウントに疲れてしまうのは、あなたが心の狭い人だからではありません。最後に、この記事のポイントをおさらいしましょう。

  • 友達のマウントは、「認めてほしい」「不安を打ち消したい」という気持ちから出ていることもある
  • 近況報告との違いは、あなたを下げる言葉があるか、くり返されるか
  • 種類を問わず、張り合わずにひと言で受け止め、話題を次へ進める
  • 指摘する、張り合う、悪口で盛り上がる、粗探しをするのは逆効果
  • 会うたびに疲れるなら、会う回数や会い方を変えて距離を置いていい

誰かの自慢話で、あなたの毎日の価値が下がることはありません。自分が心地よくいられる関係を大切にしながら、無理のない付き合い方を選んでいってくださいね。