職場のこんな場面に、モヤモヤしていませんか?

  • 休憩室に入ると、さっきまでの会話がぴたりと止まる
  • 話しかけようとすると、相手がすっと席を立ってしまう
  • 「何か悪いことをしたかな」「嫌われているのかな」と思う
  • 家に帰ってからも、相手の態度を考えてしまう

職場で避けられている気がすると、仕事に行くこと自体がつらくなりますよね。

結論

避けられている気がしても、気のせいや、相手の事情が理由のことも少なくありません。一方で、誤解やうわさが原因で、本当に距離を置かれている場合もあります。

大切なのは、すぐに決めつけず、少し時間をかけて様子を見ることです。

この記事でわかること

  • 同僚に避けられるときによくある6つの理由
  • 気のせいの場合と、本当に避けられている場合の見分け方
  • 避けられているかを確かめる方法
  • あいさつや短い会話から、関係を戻すコツ
  • 無視や嫌がらせが続くときの相談先
この記事の目次閉じる開く
  1. 同僚に避けられる理由|よくある6つの本音
    1. 1. 小さな誤解やすれ違いがある
    2. 2. 忙しくて、余裕がないだけ
    3. 3. うわさや人づての話を信じている
    4. 4. 話し方や仕事の進め方が合わず、苦手意識がある
    5. 5. 好意があって、意識しすぎている
    6. 6. 相手自身が、悩みや事情を抱えている
  2. 気のせい?本当に避けられている?見分け方
    1. 気のせいの場合と、避けられている場合の違い
    2. 職場で嫌われている・避けられているサイン
    3. 自分のふるまいも、ふり返ってみる
  3. やってはいけないこと
  4. 避けられているか確かめる方法
    1. 1〜2週間、様子をメモしてみる
    2. 仕事の用件で、短く話しかけてみる
    3. 信頼できる人に、自分のふるまいを聞いてみる
  5. 関係を戻すコツ|あいさつと短い会話から
    1. あいさつは、名前を添えて自分から
    2. 短い会話の例
    3. 誤解がありそうなら、短く素直に伝える
    4. 関係が戻ってきたサイン
    5. 無理に仲良くならなくても大丈夫
  6. 職場で無視される・嫌がらせが続くときは
  7. ひとりで抱え込まないために
    1. 職場の外に、気持ちを休める場所をつくる
    2. 職場と関係のない第三者に話してみる
  8. よくある質問
  9. まとめ

同僚に避けられる理由|よくある6つの本音

同僚があなたを避けているように見えても、その理由は「嫌い」だけとは限りません。よくある6つの理由を見ていきましょう。

急によそよそしい
距離を置かれる理由は、「嫌い」だけとは限りません

1. 小さな誤解やすれ違いがある

あなたの何気ない一言や行動を、相手が誤って受け取っていることがあります。たとえば、忙しくて返事が短くなったのを「怒っている」と思われた、冗談のつもりの言葉で相手が傷ついた、などです。

相手は「何か気にさわることをしたのかな」と思い、気まずくて距離をとっているのかもしれません。実は、お互いに「避けられている」と感じていることもあります。

態度が変わった時期に、自分が何をしていたかを思い出してみましょう。会議での発言や、頼まれごとへの返事など、きっかけが見つかることがあります。

2. 忙しくて、余裕がないだけ

締め切りが重なっている、仕事でもめごとを抱えているといったとき、人は周りに気を配る余裕がなくなります。

相手が早足で通り過ぎたり、話を短く切り上げたりすることもあるでしょう。それはあなたを避けているのではなく、目の前の仕事で頭がいっぱいなだけかもしれません。この場合は、忙しい時期が過ぎれば、いつもの様子に戻ることも多いでしょう。

3. うわさや人づての話を信じている

職場では、うわさが広まりやすいものです。あなたについて事実と違う話を聞いた同僚が、それを信じて距離を置いていることもあります。

思い当たることがないのに、同じ時期に何人かの態度が変わったなら、うわさや誤解が広まっている可能性も考えてみましょう。この場合、慌てて否定して回るより、ふだん通りに誠実に仕事を続けるほうが、誤解はとけやすいものです。

4. 話し方や仕事の進め方が合わず、苦手意識がある

人には相性があります。テンポの速い人と、じっくり考えたい人。はっきり言う人と、遠回しに言う人。進め方の違いから、相手があなたに苦手意識を持っていることもあります。

たとえば、あなたは仕事をどんどん進めたいタイプで、相手は慎重に確かめたいタイプだとします。この場合、相手は「せかされている」と感じているかもしれません。

苦手意識は、嫌いとは違います。仕事の話ならふつうにできる関係なら、それほど心配はいりません。

5. 好意があって、意識しすぎている

意外かもしれませんが、あなたに好意を持っているからこそ、緊張して避けてしまう人もいます。目が合うとそらす、二人きりになると黙ってしまう、といった様子が見られるなら、その可能性もあります。

嫌って避けている場合とちがい、離れた場所から視線を感じたり、あなたの話題が出ると反応したりすることもあります。

異性の同僚の態度が気になる人は、職場の男性の脈ありサインや職場の女性の脈ありサインで、好意と仕事上の親切の違いを紹介しています。

6. 相手自身が、悩みや事情を抱えている

家族のこと、体調のこと、仕事の悩みなど、相手が誰にも言えない事情を抱えていることもあります。その場合、あなただけでなく、周りの人全体と距離をとっているはずです。

相手の様子がいつもと違うときは、「最近、大丈夫ですか?」と声をかけるだけで、気持ちがほぐれることもあります。

シンパンくんからあなたへ

避けられてると感じると、つい自分のせいだと思っちゃうよね。でも、相手の事情が理由のことも多いんだ。

気のせい?本当に避けられている?見分け方

避けられているかどうかは、一度の出来事ではなく、何日か続けて様子を見て判断することが大切です。不安なときは、相手の何気ない態度まで「避けられている」と受け取りやすくなるからです。

気のせいの場合と、避けられている場合の違い

見るところ気のせいの場合避けられている場合
あいさつ返ってくる目をそらして返さない
仕事の話ふつうにできる必要なことも伝わらない
ほかの人への態度同じようにそっけない自分にだけ違う
続いている期間数日で元に戻る何週間も続く

あいさつが返ってきて、仕事の話がふつうにできているなら、気のせいか、相手の一時的な事情である可能性が高いでしょう。

職場で嫌われている・避けられているサイン

本当に避けられているときに出やすいサイン

  • 自分が近づくと、席を立ったり話をやめたりする
  • 自分にだけ、仕事の連絡が回ってこない
  • 複数の人の態度が、同じ時期に急に変わった
  • 雑談の輪に入ろうとすると、話題を変えられる
  • 自分が話しかけたときだけ、明らかに表情がかたい

当てはまる項目が多い場合は、何かしらの理由で距離を置かれているのかもしれません。特定の同僚の態度が、ある日を境に急に変わった場合は、同僚の態度が急に変わった理由と気まずさの解消法もあわせて読んでみてください。

自分のふるまいも、ふり返ってみる

相手の態度だけでなく、最近の自分のふるまいも、少しふり返ってみましょう。自分を責めるためではなく、関係を戻すきっかけを見つけるためです。

最近の自分をふり返るチェック

  • 忙しさから、言い方がきつくなっていなかったか
  • 人の話を、途中でさえぎっていなかったか
  • 頼まれたことを、後回しにしていなかったか
  • その場にいない人の悪口に、加わっていなかったか
  • 手伝ってもらったのに、お礼を言いそびれていなかったか

思い当たることがあれば、それが関係を戻す手がかりになります。何も思い当たらなければ、相手の事情や誤解の可能性が高いでしょう。

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やってはいけないこと

避けられていると感じると、不安や悲しさから、つい関係をこじらせる行動をとってしまうことがあります。

関係をこじらせてしまう行動

  • 「私のこと、避けてますよね?」と人前で問いただす
  • ほかの同僚に「〇〇さんに避けられている」と言って回る
  • 自分も相手を避けたり、無視したりし返す
  • 相手のSNSを見て、手がかりを探し続ける
  • 仕事の連絡まで、必要以上に控えてしまう

とくに、ほかの同僚に相談する形で話を広めてしまうと、それ自体が新しいうわさのもとになりかねません。相談するなら、職場の外の人か、口のかたい信頼できる人にしぼりましょう。

また、気まずさから仕事の連絡を控えると、仕事に支障が出て、さらに関係が悪くなることもあります。仕事の用件だけは、いつも通り伝えるようにしましょう。

避けられているか確かめる方法

本当に避けられているのかを確かめるには、相手の気持ちを直接聞き出すより、自分の行動を少し変えて反応を見るほうが安全です。

1〜2週間、様子をメモしてみる

不安なときほど、記憶はあいまいになりがちです。1〜2週間、相手の様子を短くメモしてみましょう。

  • あいさつを返してくれたか
  • 仕事の話は、ふつうにできたか
  • ほかの人への態度は、どうだったか

メモを見返すと、「そっけないのは忙しい月末だけ」「あいさつは毎日返ってきている」などと気づくことがあります。思っていたより、状況は悪くないかもしれません。

仕事の用件で、短く話しかけてみる

雑談より、仕事の用件のほうが話しかけやすく、相手も返事をしやすいものです。

  • 「〇〇さん、明日の会議の資料、このままで大丈夫そうですか?」
  • 「この前の件、助かりました。ありがとうございました」

返事の内容や表情を見れば、本当に避けられているのか、たまたま忙しかっただけなのかが見えてきます。

メールや社内のチャットでのやり取りも、手がかりになります。文章ではていねいに返してくれるなら、直接話すのが苦手なだけかもしれません。

信頼できる人に、自分のふるまいを聞いてみる

状況がわからないときは、口のかたい同僚に「最近、私の言い方がきつくなっていないかな?」と、自分のふるまいについて聞いてみましょう。

「〇〇さんに嫌われてる?」と聞くと、うわさのもとになりかねません。あくまで自分を振り返るための質問にするのがポイントです。

信頼できる人に話す
口のかたい、信頼できる人に話してみるのもひとつの方法です

関係を戻すコツ|あいさつと短い会話から

避けられていたとしても、関係を少しずつ戻していけることはあります。いきなり深い話をするのではなく、あいさつと短い会話から始めましょう。

あいさつは、名前を添えて自分から

「〇〇さん、おはようございます」と、名前を添えてあいさつしてみましょう。名前を呼ばれると、人は自分に向けられた言葉だと感じやすくなります。

返事がそっけなくても、毎日続けることが大切です。あいさつは、「あなたと関係を続けたい」という合図になります。

短い会話の例

あいさつに慣れてきたら、相手が答えやすい短い会話をはさんでみましょう。

職場での短い会話の例
あなた

〇〇さん、おはようございます。今日は冷えますね。

相手

おはようございます。ほんとですね。

あなた

この前の資料、わかりやすくて助かりました。

相手

それならよかったです。

ほかにも、次のような話題が使えます。

  • 天気や季節の話:「急に寒くなりましたね」
  • 仕事のお礼:「さっきは手伝ってくださって、ありがとうございました」
  • 相手の得意なことを聞く:「この作業、何かコツはありますか?」
短い会話から始める
短い会話を重ねるうちに、少しずつ距離は戻っていきます

誤解がありそうなら、短く素直に伝える

思い当たることがあるなら、二人で話せるときに短く伝えてみましょう。長々と言い訳をする必要はありません。

  • 「この前、忙しくて言い方がきつくなってしまって、ごめんなさい」
  • 「もし何か気にさわることをしていたら、教えてもらえるとうれしいです」

関係が戻ってきたサイン

あいさつや短い会話を続けていると、相手の反応が少しずつ変わってくることがあります。次のような変化があれば、関係は戻りつつあると考えてよいでしょう。

  • あいさつを、相手のほうから先にしてくれる
  • 仕事の相談を、相手から持ちかけてくれる
  • 雑談のときに、目を見て笑ってくれる
  • 休憩室で、自然に近くに座ってくれる

変化はゆっくりでもかまいません。一つでも見つかったら、今のやり方で大丈夫というサインです。

無理に仲良くならなくても大丈夫

職場の人間関係は、仲良しでなくても、仕事がきちんと回れば十分です。あいさつをして、仕事の話がふつうにできる。それだけで、関係としては問題ありません。

相手が人づきあいに慎重なタイプなら、こちらから距離を詰めすぎないことも大切です。相手のペースを大切にしながら、ほどよい距離を保ちましょう。

飲み会やランチに自分だけ誘われないことが気になる場合は、職場で自分だけ誘われないときの考え方も参考にしてください。

避けているように感じる相手が上司なら、上司が自分にだけ冷たいときの記事が参考になります。相手が後輩なら、後輩の態度が冷たいときの記事も読んでみてください。

社外の取引先の担当者がそっけなく、メールの返事も遅いと感じるときは、取引先の担当者の本音がわからないときの記事で、反応の見極め方を紹介しています。

シンパンくんからあなたへ

最初は返事がそっけなくても大丈夫。あいさつと短い会話を、2〜3週間続けてみてね。少しずつ空気が変わってくることも多いよ。

職場で無視される・嫌がらせが続くときは

あいさつを何度しても無視される、自分だけ必要な情報を伝えてもらえない、聞こえるように悪口を言われる。こうした状態が続くなら、それは「避けられている」ではなく、職場のいじめや嫌がらせにあたる可能性があります。

同僚が集団で無視して孤立させるといった行為は、パワハラ(職場での立場や力関係を利用した嫌がらせ)にあたる場合もあります。あなたの努力だけで解決する問題ではありません。ひとりで抱え込まず、次のような窓口に相談してください。

  • 会社の相談窓口や人事部、信頼できる上司
  • 労働組合(職場にある場合)
  • 各都道府県の労働局や労働基準監督署にある「総合労働相談コーナー」(無料で相談できます)

相談するときは、いつ、どこで、誰に、何をされたか、その場に誰がいたかを書いたメモがあると、状況を伝えやすくなります。メールやチャットで嫌なことを言われた場合は、消さずに残しておきましょう。

眠れない、食欲がないといった不調が続くときは、医療機関にも相談してください。

ひとりで抱え込まないために

無視や嫌がらせとまではいかなくても、相手の本音がわからず、モヤモヤした気持ちが続くこともあるでしょう。毎日顔を合わせる相手のことだからこそ、心が疲れてしまうものです。

自分の時間を楽しむ
職場の外に、気持ちを休める時間を

職場の外に、気持ちを休める場所をつくる

職場の人間関係で悩んでいるときほど、職場の外での時間を大切にしましょう。家族や友人と過ごす、趣味に打ち込む、ゆっくり眠る。職場とは別の居場所があるだけで、気持ちに余裕が生まれます。

昼休みは、無理に輪に入ろうとせず、ひとりで好きなことをして過ごしてもかまいません。気持ちが落ち着いてから、また少しずつ関わればよいのです。

職場と関係のない第三者に話してみる

職場の人間関係の悩みは、同じ職場の人には話しにくいものです。そんなときは、職場と関係のない第三者に話を聞いてもらうのもひとつの方法です。

話すことで気持ちが整理され、相手との向き合い方が見えてくることもあります。

よくある質問

職場で避けられているのは、自分の気のせいでしょうか?

不安なときは、相手の何気ない態度まで「避けられている」と感じやすくなります。あいさつが返ってくるか、仕事の話がふつうにできるかを、1〜2週間ほど見てから判断しましょう。

避けている理由を、本人に直接聞いてもいいですか?

人前で問いただすのは避けましょう。聞くなら二人のときに、「もし気にさわることをしていたら教えてほしい」と、自分を振り返る形で短く伝えるのがおすすめです。

職場の何人かに、同じ時期から避けられている気がします。

うわさや誤解が広まっている可能性があります。信頼できる人に、自分のふるまいについてそれとなく聞いてみましょう。無視や仲間外れが続く場合は、会社の相談窓口や総合労働相談コーナーに相談してください。

異性の同僚に避けられるのは、好意があるからですか?

好意があって緊張から避けてしまう人もいますが、それだけで判断するのは難しいです。目が合う回数や、二人のときの態度なども合わせて見てみましょう。

避けられていることがつらくて、仕事に行きたくありません。

無理をしすぎないことが大切です。信頼できる人や会社の相談窓口に、今の気持ちを話してみてください。眠れない、食欲がないといった不調が続くときは、医療機関にも相談しましょう。

まとめ

職場で避けられている気がしても、理由は一つではありません。最後に、この記事のポイントをまとめます。

  • 避けられている気がしても、誤解や相手の忙しさが理由のことも多い
  • 見分けるときは、あいさつと仕事の会話ができるかを1〜2週間見る
  • 問いただす、言いふらす、避け返すのは逆効果
  • 関係を戻すには、名前を添えたあいさつと短い会話から
  • 無理に仲良くならなくても、仕事がきちんと回れば十分
  • 無視や嫌がらせが続くときは、会社や公的な窓口に相談する

毎日顔を合わせる職場だからこそ、少しのすれ違いが大きく感じられるものです。焦らず、あいさつ一つから少しずつ、関係を整えていきましょう。

シンパンくんからあなたへ

ここまで考えたあなたは、相手との関係を大切にできる人だよ。明日のあいさつから、また一歩ずつ始めよう。