
こんなことで、落ち込んでいませんか?
- 同じ部署の人たちが、昼休みに楽しそうに出かけていく
- 翌朝、「昨日の飲み会、楽しかったね」と聞こえてくる
- 「嫌われているのかな」「仲間外れかな」と考えてしまう
- 気になって、仕事に集中できない日がある
職場で自分だけ誘われないと気づくと、胸がちくりと痛みますよね。さびしく感じるのは、職場の人とうまくやっていきたいと思っているからこそです。
結論
職場で誘われないのは、嫌われているからとは限りません。前に断ったことがある、忙しそうに見える、気をつかわれているなど、ちょっとした行き違いが理由のことも多いです。
見分けるポイントは、飲み会やランチではなく、ふだんの仕事のやり取りです。
この記事でわかること
- 職場で自分だけ飲み会やランチに誘われない6つの理由
- 嫌われている場合と、そうでない場合の見分け方
- 自分から関わるきっかけと、声のかけ方の例
- 無理に輪に入らなくていい考え方
- 仲間外れが続き、仕事に支障があるときの相談先
この記事の目次閉じる開く
職場で自分だけ誘われない本音|声がかからない6つの理由
職場の飲み会やランチは、会社の行事とは違い、その場の流れで決まることが多いものです。そのため、誘われない理由も、意外なところにあることがあります。
1. 前に断ったことがあり、「来ない人」と思われている
以前に何度か、誘いを断ったことはありませんか。あなたにとってはたまたま都合が悪かっただけでも、相手は「こういう集まりが好きじゃないのかも」と受け取っていることがあります。
誘う側にとって、断られるのは少し気まずいものです。一度か二度の「今日はちょっと」で、誘うのを遠慮されていることは、職場ではよくあります。
2. 忙しそう・話しかけにくそうに見えている
いつも画面に向かって集中している、昼休みも仕事をしている、定時になるとすぐに帰る。そんな様子から、「忙しそうだから悪いかな」と思われている場合があります。
あなたにとってはふつうに働いているだけでも、周りからは「声をかけにくい人」に見えていることがあるのです。
3. 立場や事情に、気をつかわれている
誘う側が、あなたの立場や事情に気をつかって、あえて声をかけずにいることもあります。たとえば、次のような人は「誘ったら悪いかな」と思われやすいものです。
- 上司や先輩、年上の人
- 子育てや介護をしていて、夜は忙しそうな人
- お酒を飲まない人
- 異動や転職で、来たばかりの人
あなたを外しているのではなく、むしろ気づかいのつもりのことも多いのです。
4. その場で決まる誘いに、たまたま入れていない
ランチや仕事帰りの一杯は、「今から行く?」と、その場にいた人で決まることがよくあります。席が離れている、休憩の時間がずれている、家で働く日が多い。それだけで、声がかからないことがあります。
誘う人が、近くの席の人にだけ声をかけている、ということもよくあります。悪気はなく、たまたま近くにいた人が誘われているだけのことも多いのです。
5. もともと仲のいい人たちの集まり
同期どうし、前の部署の仲間、同じ趣味の人たち。もともと仲のいい人たちだけで集まっている場合もあります。
この場合、部署の全員が誘われているわけではありません。あなた以外にも、声がかかっていない人がいるはずです。
6. 苦手意識や誤解から、避けられている
話すテンポや仕事のやり方が合わず、相手のほうが苦手だと感じているケースもあります。うわさや誤解がきっかけで、距離を置かれていることもあるでしょう。
ただし、苦手意識があっても、仕事のやり取りがふつうにできているなら、深刻に考えすぎなくて大丈夫です。6つのうちどれが当てはまりそうかは、次の章のポイントと照らし合わせてみましょう。
飲み会とランチでは、誘われない理由が少し違う
同じ「誘われない」でも、飲み会とランチでは、よくある理由が少し違います。
- 飲み会:夜の時間やお金、お酒がからむので、誘う側が「無理をさせたくない」と遠慮しやすい
- ランチ:毎日のことなので、席の近さや休憩の時間で、いつものメンバーが決まりやすい
飲み会に誘われないなら「遠慮」、ランチに誘われないなら「いつもの習慣」が理由のことがよくあります。どちらも、あなたへの好き嫌いとは別の話であることが多いのです。

シンパンくんから
誘われないと、「自分だけ嫌われてる?」って思っちゃうよね。でも、「誘っても来ないかな」と思われているだけのことも多いんだ。
職場で嫌われている?気にしすぎ?見分け方
誘われない理由を知る手がかりは、飲み会やランチそのものより、ふだんの仕事の場面での接し方にあります。次の表で、今の状況を落ち着いて見てみましょう。
| 見るところ | 気にしすぎかも | 避けられているかも |
|---|---|---|
| あいさつ | ふつうに返ってくる | 自分にだけ返さない |
| 仕事の連絡 | 必要なことは届く | 自分にだけ届かない |
| 誘われない集まり | 一部の仲良しの集まり | 部署全体の行事も外される |
| 声をかけたとき | 「どうぞ」と迎えてくれる | 気まずそうにされる |
| 雑談 | 輪に入れば話せる | 自分が来ると話が止まる |

気にしすぎかもしれないサイン
気にしすぎかもしれないサイン
- あいさつや仕事の話は、ふつうにできている
- 誘われないのは、一部の人の集まりだけ
- 自分以外にも、誘われていない人がいる
- 前に、誘いを何度か断ったことがある
- 歓迎会や送別会など、部署全体の集まりには声がかかる
当てはまる項目が多ければ、嫌われているのではなく、誘いの流れにたまたま入っていないだけの可能性が高いです。
避けられているかもしれないサイン
避けられているかもしれないサイン
- あいさつをしても、自分にだけ返ってこない
- 仕事に必要な連絡が、自分にだけ回ってこない
- 自分が近づくと、話が止まったり、席を立たれたりする
- 歓迎会や送別会など、部署全体の集まりからも外されている
- ある時期から、何人かの態度が同時に変わった
こちらに当てはまる場合は、誤解やうわさなど、何かのきっかけで距離を置かれているのかもしれません。職場で避けられている気がするときの確かめ方は、職場で避けられている気がする…同僚の本音と確かめ方・関係の戻し方でくわしく紹介しています。
特定の同僚の態度が、ある日を境に急に変わったときは、同僚の態度が急に変わった本音も参考にしてください。
誘われたとき、どう返してきたかを思い出す
最近誘われたとき、どう返していたかも思い出してみましょう。「今日はちょっと」とだけ返していたなら、相手は「もう誘わないほうがいいのかな」と受け取っているかもしれません。
断ったこと自体は、悪いことではありません。大切なのは、断るときに「また誘ってください」と一言そえていたかどうかです。
職場での今の立ち位置を、いくつかの質問に答えて見直してみたい人は、次の診断を試してみてください。
誘われないときに、やってはいけないこと
取り残されたような気持ちになると、思わず次のような動きをしてしまいがちです。けれども、どれも関係をこじらせるもとになります。
関係をこじらせてしまう行動
- 「なんで誘ってくれなかったんですか」と問い詰める
- 「私だけ誘われなかった」と、ほかの人に言って回る
- すねて、あいさつや仕事の連絡まで減らしてしまう
- 誘われた人に冷たく当たったり、嫌みを言ったりする
- SNSで、誘われなかったことを遠回しに書く
とくに気をつけたいのが、すねて仕事のやり取りまで減らしてしまうことです。あいさつや仕事の連絡が減ると、周りは「やっぱり話しかけにくい人」と感じて、ますます誘いにくくなります。
誘われなかったことを問い詰めると、相手は責められたように感じます。悪気がなかった場合ほど、次からかえって誘いにくくなってしまいます。
自分から関わるきっかけ|声のかけ方の例
誘われるのを待つだけでなく、自分から小さく関わってみると、空気が変わることがあります。いきなり飲み会に参加しようとせず、短い会話や昼休みから始めてみましょう。
「誘ってほしい」気持ちを、さりげなく伝える
前に断ったことがあるなら、「今は参加できる」と伝えるだけで、また誘われるようになることがあります。
誘われなかった集まりの話を耳にしたときは、顔をくもらせずに「楽しそうですね」と話に入るのがコツです。興味を持っていることが伝わると、次は声がかかりやすくなります。
昨日、みなさんで〇〇に行ったんですね。あのお店、気になってたんです。
そうそう、おいしかったよ。
前は断ってばかりですみませんでした。最近は時間が取れるので、次はよかったら私も声をかけてください。
ほんと?じゃあ、次は声かけるね。
誘われなかったことを責めるのではなく、「行きたい」という気持ちを明るく伝えるのがポイントです。
ランチは「ご一緒してもいいですか」から
ランチの輪に入りたいときは、出かける人たちに軽く声をかけてみましょう。昼休みの短い時間なら、相手も気楽に「どうぞ」と言いやすいものです。
- 「今日のお昼、ご一緒してもいいですか?」
- 「そのお店、行ってみたかったんです。今度行くとき、声をかけてもらえますか?」
- 「新しくできたお弁当屋さん、よかったら一緒に行ってみませんか?」

自分から小さく誘ってみる
誘われるのを待つより、あなたから誘うほうが早いこともあります。最初は、二人か三人の小さな集まりがおすすめです。
〇〇さん、今週どこかでお昼一緒に行きませんか?駅前のパスタのお店、気になっていて。
いいですね!木曜なら行けますよ。
じゃあ木曜に。よかったら〇〇さんも誘ってみますね。
誘われたら、断るときも一言そえる
次に誘われたとき、都合が合えば、一度参加してみましょう。参加が難しいときは、断り方に一言そえるだけで、次も誘ってもらいやすくなります。
- 「今日は用事があって行けないんです。また誘ってください!」
- 「夜は難しいんですが、ランチならぜひ行きたいです」
- 「お酒は飲めないんですが、ごはんだけでもよければ参加したいです」
休憩中の短い会話から始める
雑談のきっかけは、仕事のお礼や、季節の話で十分です。休憩室で一緒になったときや、旅行のおみやげを配るときに、一言そえてみましょう。
「この前の資料、助かりました」「急に寒くなりましたね」。そんな短い会話を重ねるうちに、「話しかけやすい人」に変わっていきます。

雑談が苦手なら、聞き役に回る
何を話せばいいかわからない人は、無理に話題を出さなくても大丈夫です。相手が話しやすい質問を一つ用意して、聞き役に回ってみましょう。
- 「そのお店、どんなメニューがあるんですか?」
- 「〇〇さんのおすすめのお昼って、どこですか?」
- 「この作業、早く終わらせるコツってありますか?」
人は、自分の話を楽しそうに聞いてくれる相手に、親しみを感じやすいものです。上手に話すより、うなずきながら聞くほうが、輪に入りやすくなることもあります。
異動や転職をしたばかりのときは
来たばかりの職場では、周りも「どこまで誘っていいのかな」と様子を見ています。最初のうちは、自分から「このあたりで、おすすめのお昼の場所はありますか?」と聞いてみましょう。
「よかったら一緒に行きます?」と、そのまま誘ってもらえることもあります。来て間もない時期は、声をかけ合うきっかけが作りやすい時期でもあります。
無理に輪に入らなくていい、という考え方
ここまで関わり方を紹介してきましたが、職場の飲み会やランチに、無理に参加しなくてはいけないわけではありません。

職場は、仕事をする場所
職場の人との関係は、あいさつと仕事のやり取りがきちんとできていれば、十分に成り立ちます。仕事の評価は、本来、飲み会に出た回数ではなく、仕事の中身で決まるものです。
誘われないことに悩む時間が長くなっているなら、「仕事の関係としては問題ない」と、一度区切りをつけてみるのもひとつの方法です。
ひとりのお昼は、自分の時間
ひとりでランチをとることを、恥ずかしく感じる必要はありません。好きなものを食べる、本を読む、少し散歩をする。昼休みは、自分の気持ちを休めるための時間でもあります。
職場の人とは仕事以外で関わりたくない、と考える人も少なくありません。あなたが思うほど、周りは「あの人はひとりで食べている」と気にしていないものです。
職場の外に、つながりを持つ
職場で輪に入れなくても、家族、友人、趣味の仲間など、ほかに心地よくいられる場所があれば、気持ちはずっと楽になります。
友達グループの中でも、自分だけ浮いているように感じることがある人は、グループで自分だけ浮いてる気がする…友達の本音と居心地をよくする方法も参考にしてください。友達から誘われなくなったさびしさについては、友達に誘われなくなった本音で紹介しています。

シンパンくんから
誘いがない日があったって、あなたの良さが消えるわけじゃないよ。職場の外にも、あなたを大切にしてくれる場所はちゃんとあるからね。
職場で仲間外れが続き、仕事に支障があるときは
飲み会やランチに誘われないだけなら、職場の付き合いの範囲のことです。けれども、次のような状態が続いているなら、それは「誘われない」ではなく、職場のいじめや嫌がらせにあたる可能性があります。
相談したほうがいい状態
- 仕事に必要な連絡や情報が、自分にだけ回ってこない
- 会議や打ち合わせに、自分だけ呼ばれない
- あいさつや話しかけを、何人かにくり返し無視される
- 聞こえるように悪口を言われたり、うわさを広められたりする
- 部署全体の行事から、自分だけわざと外される
職場で集団で無視したり、仲間外れにしたりすることは、パワハラ(職場での力関係を背景にした嫌がらせ)にあたる場合があります。あなたの努力だけで解決すべき問題ではありません。
相談の前に、された日時と場所、相手、具体的な内容を書き出しておくと、状況を伝えやすくなります。そのメモを手もとに置いて、頼れる上司か、社内の相談窓口や人事部に相談してください。
社内の窓口に話しづらい場合は、国が設けている「総合労働相談コーナー」に無料で相談できます。窓口は、都道府県ごとの労働局や労働基準監督署にあります。よく眠れない日や食欲のない日が続いているなら、医療機関でも相談してみてください。
ひとりで抱え込まないために
仲間外れとまではいかなくても、誘われないさびしさや、職場で浮いているような気持ちは、毎日のことだけに心を疲れさせます。
同じ職場の人には打ち明けにくいうえ、家族や友人に話しても、その場の雰囲気まではなかなか伝わりません。仕事とは無関係の人に、話を聞いてもらうという方法もあります。
よくある質問
職場で自分だけ誘われないのは、嫌われているからですか?
そうとは限りません。前に断ったことがある、忙しそうに見える、気をつかわれているといった理由のことも多いです。あいさつや仕事の連絡がふつうにできているなら、心配しすぎなくて大丈夫です。
飲み会を何度か断ったら、もう誘われなくなりました。
「来ない人」と思われているのかもしれません。「最近は時間が取れるので、また誘ってください」と、明るく伝えてみましょう。次からは、断るときに「また誘ってください」と一言そえるのも効果的です。
毎日ひとりでランチをしています。変に思われていませんか?
あなたが思うほど、周りは気にしていないことが多いです。ひとりの時間を大切にしている人も少なくありません。輪に入りたいときは、「ご一緒してもいいですか」と軽く声をかけてみましょう。
誘われないことを、上司に相談してもいいですか?
私的な飲み会やランチに誘われないだけなら、自分から関わるきっかけを作るほうがおすすめです。ただし、仕事の連絡が回ってこない、部署の行事から外されるなど、仕事に支障があるときは、起きている事実を伝えて相談しましょう。
職場の飲み会には、参加しないといけませんか?
仕事の場ではない集まりなら、参加するかどうかは、自分の都合や体調に合わせて決めてかまいません。断るときは「また誘ってください」と一言そえると、関係を保ちやすくなります。
まとめ
職場で自分だけ誘われない日が続くと、さびしさや心細さが積み重なりますよね。最後に、この記事のポイントをまとめます。
- 誘われない理由は、前に断った、忙しそうに見える、気をつかわれている、その場の流れ、仲良しの集まりなどさまざま
- 嫌われているかどうかは、あいさつや仕事の連絡がふつうにできるかで見る
- 問い詰める、言って回る、すねて連絡を減らすのは逆効果
- 「また誘ってください」「ご一緒してもいいですか」と、自分から小さく関わってみる
- 飲み会やランチに、無理に参加しなくても大丈夫
- 仕事の連絡が届かない、無視が続くといった仲間外れは、会社や公的な窓口に相談する
誘われるかどうかで、あなたの価値は決まりません。自分が心地よくいられる距離で、職場の人と付き合っていきましょう。

シンパンくんから
明日、「この前の資料、助かりました」って一言だけ話しかけてみよう。小さな会話から、空気は少しずつ変わっていくよ。




