こんなことで、がっかりしていませんか?

  • 新しいレシピに挑戦しても、夫は黙って食べ終える
  • 食べ終えると、何も言わずにテレビの前へ行ってしまう
  • 美容院で髪を短くした日も、何も言ってくれない
  • 「おいしい」「似合うね」の一言がほしいだけなのに

夫が褒めない日が続くと、気づいているのかいないのかもわからず、毎日の頑張りを誰にも認めてもらえない気がして、むなしくなってしまいますよね。

結論

妻を褒めない夫が、あなたを認めていないとは限りません。照れくさい、言わなくても伝わっていると思っている、褒める習慣がないといった理由で、言葉にしていないだけのこともあります。

ただ、夫婦の間に不満がたまっていて、褒める気持ちになれない場合もあります。待っているだけでは、言葉はなかなか出てきません。

この記事でわかること

  • 妻を褒めない夫によくある7つの本音
  • 言葉にしなくても、認めているときのサイン
  • ダメ出しばかりのときに、見分けておきたいこと
  • 褒めてほしい気持ちを伝えるときに避けたいこと
  • 言葉をもらえる関係を作る5つの方法と例文
この記事の目次閉じる開く
  1. 妻を褒めない夫によくある7つの本音
    1. 照れくさくて、言葉にできない
    2. 家事や育児は「できて当たり前」と思っている
    3. 褒め合う習慣のない家で育った
    4. 言わなくても伝わっていると思っている
    5. そもそも、変化に気づいていない
    6. ダメ出しを「助言」のつもりで言っている
    7. 夫婦の間に不満がたまっていて、褒める気になれない
  2. 言葉にしないだけ?夫なりの「認めているサイン」
  3. ダメ出しばかりのときに、見分けておきたいこと
    1. 意見の範囲なら、「お願い」の形に言いかえてもらう
    2. 人格を否定する言葉が続くときは
  4. 褒めてほしい気持ちを伝えるときに、避けたいこと
    1. 責めると、褒め言葉が「義務」になってしまう
    2. せっかくの一言を、疑わずに受け取る
  5. 言葉をもらえる関係を作る5つの方法
    1. 1. 先に自分から、夫を具体的に認める
    2. 2. 「どう?」ではなく、具体的に聞く
    3. 3. 「言ってもらえるとうれしい」と素直にお願いする
    4. 4. 言ってもらえたら、うれしい気持ちをはっきり返す
    5. 5. 感想が出やすい場面をつくる
    6. 夫の言葉だけで、自分の頑張りをはからない
  6. それでも夫の気持ちがわからないときは
  7. よくある質問
  8. まとめ

妻を褒めない夫によくある7つの本音

夫が褒め言葉を口にしない理由は、一つではありません。よくある本音を、場面とあわせて見ていきましょう。

照れくさくて、言葉にできない

付き合っていたころならまだしも、夫婦になってからは事情が違います。「きれいだね」「すごいね」と口にするのが、照れくさくてたまらないという男性は少なくありません。

心の中では「いいな」と思っていても、言葉にしようとすると気恥ずかしくなり、結局「ふーん」で終わってしまう。子どもや親の前では、なおさら言いにくいようです。

家事や育児は「できて当たり前」と思っている

毎日の食事、片づいた部屋、アイロンのかかったシャツ。いつもそこにあるものほど、ありがたさには気づきにくいものです。

夫に悪気はなくても、あなたの努力が「いつもの風景」になってしまっていることがあります。手間をかけていることに気づいていないので、褒めるという発想が浮かばないのです。

褒め合う習慣のない家で育った

親が子どもを褒めない、両親がお互いを褒めない。そんな家庭で育った夫にとって、家族を言葉で褒めることは、なじみのない習慣です。

「褒めるのは、特別なことを成しとげたときだけ」と思っている人もいます。日々のことを褒めるという感覚そのものが、夫の中にないのかもしれません。

言わなくても伝わっていると思っている

「まずかったら残すし、何も言わないのは満足している証拠」。そんなふうに、黙っていることを満足のサインだと考えている夫もいます。

本人は、きちんと気持ちを示しているつもりです。あなたが「言葉で聞きたい」と思っていることは、言われるまで想像もしていないかもしれません。

そもそも、変化に気づいていない

髪型を変えた、部屋の模様替えをした、新しい料理を作った。そうした変化に、まったく気づいていないこともあります。

あなたへの関心がないというより、目の前のことで頭がいっぱいで、まわりの小さな変化に目が届きにくいタイプなのかもしれません。あなたの話や家のことにも反応が鈍いときは、妻に無関心な夫の本音で取り上げている悩みに近いといえます。

ダメ出しを「助言」のつもりで言っている

職場で、問題点を見つけて改善するのが当たり前になっている人は、家でも同じ調子で話してしまうことがあります。「ここを直せばもっとよくなる」と、本人は親切のつもりで指摘しているのです。

良いところは「言うまでもないこと」として飛ばし、気になるところだけを口にする。その結果、あなたにはダメ出しばかりが届いてしまいます。

夫婦の間に不満がたまっていて、褒める気になれない

小さなすれ違いが積み重なっていると、相手のいいところに気づいても、素直に言葉にする気持ちになれないものです。

以前は褒めてくれていたのに、ある時期から急に言わなくなった。そんなときは、言葉の問題というより、夫の中にわだかまりが残っているのかもしれません。

シンパンくんからあなたへ

褒めてもらえないと、頑張りが見えていないみたいでさみしいよね。でも、言葉にしないだけで、ちゃんと見ている夫も多いんだよ。

言葉にしないだけ?夫なりの「認めているサイン」

褒め言葉はなくても、夫が行動であなたを認めていることもあります。次のようなサインがないか、ふだんの様子を思い返してみてください。

好きな飲み物を覚えている
言葉はなくても、さりげない行動に表れることも

言葉の代わりに出ているかもしれないサイン

  • 作った料理を残さず食べる、おかわりをする
  • 「あれ、また作って」とリクエストしてくる
  • 友人や親に、あなたのことを話している
  • 困ったときは、まずあなたに相談してくる
  • あなたが疲れていると、家事をさりげなく引き受ける

いくつか当てはまるなら、夫は言葉にするのが苦手なだけで、あなたのことを、行動ではちゃんと認めていると考えてよさそうです。

褒め言葉に聞こえない褒め言葉

「これ、どこで買ったの?」「また作ってよ」「任せておけば安心だな」。こうした一言も、夫なりの褒め言葉であることがあります。聞き流さずに、「それって褒めてくれてる?うれしい」と返してみると、夫も自分の言葉が届いたと気づけます。

とはいえ、サインがあるからといって、言葉がほしい気持ちをがまんする必要はありません。行動で示してくれている夫なら、「言葉にしてくれたら、もっとうれしい」と伝えるだけで、受け止めてもらいやすいはずです。

褒め言葉のこと以外にも気がかりがあるなら、夫の今の気持ちを全体から見直せる診断も試してみてください。

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ダメ出しばかりのときに、見分けておきたいこと

褒めないだけでなく、口を開けばダメ出しばかり、という夫もいます。料理の味付けや家事のやり方に、いちいち注文をつけられると、自信をなくしてしまいますよね。

ただ、ダメ出しにも、話し合えば変えていける「意見」と、あなたの心を傷つける「否定」があります。

見るところ意見の範囲心を傷つける否定
言葉が向く先料理や家事の中身あなたの人柄
言葉の例「もう少し薄味がいいな」「こんなこともできないのか」
頻度ときどき毎日のように
あなたの気持ち言い返すことができる怖くて何も言えない

意見の範囲なら、お互いの好みを伝え合うことで、すれ違いを減らしていけます。人前であなたを下げるような言い方が気になるときは、人前で妻を下げる夫の本音も読んでみてください。

意見の範囲なら、「お願い」の形に言いかえてもらう

夫が自分の好みを口にしてくれるのは、むしろありがたいことでもあります。気になるのは、その伝え方が否定の形になっていることです。「まずい」「違う」ではなく、「こうしてくれるとうれしい」の形で伝えてほしいと、夫にお願いしてみましょう。

言い方を変えてほしいと伝える例
あなた

味つけの好みを教えてくれるのは助かるんだ

あなた

ただ、「まずい」より「もう少し辛いほうが好き」って言ってもらえると、次に生かしやすいな

人格を否定する言葉が続くときは

「お前は何をやってもダメだ」「誰のおかげで暮らせていると思っているんだ」。こうした言葉が続いているなら、それは夫婦の会話の範囲をこえています。殴る、けるといった行為だけでなく、言葉や態度で心を追いつめることも、配偶者からの暴力にあたります。

がまんを続ける必要はありません。DV相談ナビ(#8008)にかけると、身近な相談機関につないでもらえます。言われた言葉が頭から離れず、夜もよく眠れない日が続くようなら、心身を休めるためにも医療機関を頼ってください。

褒めてほしい気持ちを伝えるときに、避けたいこと

さみしさが積もると、つい夫を責める言い方になってしまうものです。けれど、次のような伝え方では、かえって言葉が遠のいてしまいます。

伝え方を考える
責める言い方より、届く言い方を選びたいもの

避けたい伝え方

  • 「なんで何も言ってくれないの」と責める
  • 褒めてもらえるまで、不機嫌な態度を続ける
  • ほかの家の夫と比べて、「あの人は奥さんを褒めるのに」と言う
  • 「私のこと、どう思ってるの?」と、気持ちを試す質問を重ねる
  • 褒められても「どうせお世辞でしょ」と受け流す

責めると、褒め言葉が「義務」になってしまう

「どうして何も言ってくれないの」と責められると、夫は褒め言葉を、義務や試験のように感じてしまいます。無理に絞り出した「おいしいよ」では、あなたの心も満たされないでしょう。

せっかくの一言を、疑わずに受け取る

照れながらやっと口にした「似合うね」を、「本当にそう思ってる?」と疑われると、夫はもう言うまいと思ってしまいます。ぎこちない一言でも、素直に受け取ることが、次の言葉を引き出します。

言葉をもらえる関係を作る5つの方法

ここからは、夫から自然に言葉が出てくる関係を作るための方法を紹介します。どれも、今日から一つずつ試せることばかりです。

1. 先に自分から、夫を具体的に認める

言葉は、かけた分だけ返ってきやすいものです。まずはあなたから、夫のしてくれたことを具体的に言葉にしてみましょう。

夫を認める言葉の例
あなた

ゴミ出し、いつも朝やってくれて助かってるよ

あなた

この前、子どもの宿題を見てくれたでしょ。すごくわかりやすかったって言ってたよ

「ありがとう」に、何がうれしかったのかをひと言足すのがコツです。夫が感謝を口にしないときの向き合い方は、「ありがとう」を言わない夫の本音でも紹介しています。

2. 「どう?」ではなく、具体的に聞く

「どう?」と聞かれても、夫は何を答えればいいのかわからず、「普通」「いいんじゃない」で終わってしまいがちです。答えやすいように、聞き方を具体的にしてみましょう。

具体的に聞くときの例
あなた

今日の煮物、いつもより少し甘めにしてみたんだけど、前とどっちが好き?

相手

今日のほうが好きかも

あなた

よかった!じゃあ次もこの味にするね

「前と比べてどう?」「AとBならどっち?」のような聞き方なら、夫も答えやすく、感想を口にする練習にもなります。

3. 「言ってもらえるとうれしい」と素直にお願いする

夫が「言わなくても伝わっている」と思っているなら、言葉がほしいことを伝えない限り、何も変わりません。責める調子ではなく、お願いとして伝えましょう。

お願いするときは、何を認めてほしいのかを具体的にしておくと伝わりやすくなります。料理の工夫なのか、仕事と家のことを両立していることなのか。あなた自身が「ここを見てほしい」を言葉にしておけば、夫も迷わずにすみます。

お願いするときの例
あなた

あのね、髪を切ったときに「いいね」って一言もらえると、すごくうれしいんだ

あなた

気づいたときだけでいいから、言ってもらえたら励みになるな

「毎回」ではなく「気づいたときだけ」と伝えると、夫も気負わずに引き受けやすくなります。

誕生日や結婚記念日に何もしてもらえないさみしさも、同じようにお願いの形にすると届きやすくなります。誕生日や記念日を祝ってくれない夫の本音では、自分から提案するときの言い方を例文で紹介しています。

4. 言ってもらえたら、うれしい気持ちをはっきり返す

夫が照れながら口にした一言には、「うれしい!ありがとう」と、少し大げさなくらいに喜んでみましょう。

言ったら妻が喜んでくれた。その手ごたえが、夫にとって「また言ってみよう」と思えるきっかけになります。

褒めたあと照れている
褒め言葉に「うれしい」と返すと、夫も言ってよかったと感じられます

5. 感想が出やすい場面をつくる

テレビやスマホを見ながらの食事では、料理の感想は出てきにくいものです。週に一度でも、テレビを消して向かい合って食べる時間をつくると、自然と会話が生まれます。

家族みんなで、食べ終わったら「ごちそうさま、おいしかった」と言う習慣をつくるのもおすすめです。子どもと一緒なら、夫も照れずに口にしやすくなります。

夫が話を聞いてくれない、上の空になりがちという場合は、話を聞かない夫の本音で、耳を傾けてもらいやすい話し方を紹介しています。

夫の言葉だけで、自分の頑張りをはからない

夫に認めてもらうことは大切ですが、あなたの頑張りの価値は、夫の言葉だけで決まるものではありません。

できたことを手帳に書きとめる、友人に話して「すごいね」と言ってもらう、自分に「よくやった」と声をかける。夫以外にも認めてもらえる場所があると、夫の一言に気持ちを振り回されにくくなります。

シンパンくんからあなたへ

褒めてほしいときは、「褒めて!」って言っちゃってもいいんだよ。素直なお願いは、夫にとっていちばんわかりやすいヒントなんだ。

それでも夫の気持ちがわからないときは

自分から伝えても、お願いしても、夫の態度が変わらない。何を考えているのか見当がつかず、さみしさばかりがふくらんでいく。そんなときは、夫の本音を、別の角度から考えてみる時間も必要です。

夫の気持ちの確かめ方や、本音を話してもらうための聞き方は、夫の本音がわからないときでも紹介しています。

一人で考えていると、「私に魅力がないから」と自分を責める方向に気持ちが向きがちです。誰かに話を聞いてもらうと、夫に本当は何を求めているのかがはっきりして、伝え方の工夫も見つけやすくなります。

よくある質問

結婚前はよく褒めてくれたのに、今はまったく言ってくれません。

付き合っていたころは、相手に好かれたい気持ちから言葉が出やすいものです。結婚して安心すると、言葉が減る夫は少なくありません。急に減った時期にすれ違いがなかったかを振り返りつつ、「前みたいに言ってもらえるとうれしいな」と素直に伝えてみましょう。

料理にだけは、いつもダメ出しをされます。

夫なりの好みがはっきりしているのかもしれません。「どんな味つけが好き?」と一度じっくり聞いてみると、ダメ出しが「好みの共有」に変わることがあります。言い方がきつくてつらいときは、「言い方を変えてもらえると助かる」と伝えてかまいません。

夫は子どもをよく褒めるのに、私のことは褒めません。

子どもを褒めるのは親の役目として自然にできても、妻を褒めるのは照れくさいと感じる夫もいます。子どもを褒める夫を「いいお父さんだね」と認めつつ、「私にも言ってほしいな」と冗談まじりに伝えてみてください。妻にだけ冷たい態度が気になるなら、子どもには優しいのに妻には冷たい夫の本音も参考になります。

ダメ出しをやめてと言ったら、「本当のことを言っただけ」と返されました。

言っている中身が正しくても、言い方しだいで人は傷つきます。「内容が違うと言っているんじゃなくて、言い方がつらいの」と、中身と言い方を分けて伝えてみてください。直してほしいことは、一度に一つ、提案の形で言ってもらうように頼むと、受け取りやすくなります。

褒めてほしいと思う私は、わがままでしょうか?

わがままではありません。認めてもらいたいという気持ちは、誰にでもある自然なものです。その気持ちをがまんし続けるより、上手に伝えるほうが、夫婦にとってもずっと健やかです。

まとめ

妻を褒めない夫の本音と、言葉をもらえる関係の作り方をまとめます。

  • 褒めない本音は、照れくさい・できて当たり前と思っている・褒める習慣がない・言わなくても伝わっていると思っている、など
  • 変化に気づいていない、ダメ出しを助言のつもりで言っている、夫婦の間に不満がたまっている、といった場合もある
  • 料理を残さず食べる、あなたに相談するといった行動が、言葉の代わりになっていることも
  • 人格を否定する言葉が続くなら、がまんせずに相談窓口へ
  • 責める・比べる・試すのではなく、先に自分から認め、具体的に聞き、素直にお願いする
  • もらえた一言は、うれしい気持ちをはっきり返して受け取る

褒め言葉は、待つものではなく、夫婦で少しずつ育てていくものです。あなたのひと言から、お互いを認め合える毎日を始めてみましょう。

シンパンくんからあなたへ

「ありがとう」と「うれしい」を、あなたから先に届けてみてね。言葉は、きっと少しずつ返ってくるよ。