こんなことで、落ち込んでいませんか?

  • 誕生日の朝も、夫はいつも通り「行ってきます」と出かけていく
  • 夜になっても、ケーキも「おめでとう」のひと言もない
  • 結婚記念日を覚えているのは、毎年自分だけ
  • 「私のことなんて、もうどうでもいいのかな」と思ってしまう

友達からはお祝いのメッセージが届くのに、いちばん近くにいる夫が誕生日を祝ってくれない。そんな年が続くと、悲しくなりますよね。

結論

誕生日や記念日を祝わない夫は、あなたへの愛情がなくなったとは限りません。照れくさい、何をすればいいかわからない、特別な日の感覚が薄れたといった理由で、動けていないこともあります。

黙ってがまんしていると、夫は「気にしていない」と思ったままです。してほしいことを具体的に伝えるだけで、次の誕生日が変わることもあります。

この記事でわかること

  • 誕生日や記念日を祝ってくれない夫の6つの本音
  • 祝わないのは愛情がないから?見分けるためのチェック
  • 悲しさを伝えるときに避けたいこと
  • 責めずに悲しさを伝える方法と例文
  • 次の誕生日に向けて、自分から提案するコツ
この記事の目次閉じる開く
  1. 誕生日や記念日を祝わない夫の本音
    1. 照れくさくて、改まったことができない
    2. 家族になって、「特別な日」の感覚が薄れた
    3. 何をすれば喜ぶのか、わからない
    4. 仕事や毎日の忙しさで、気づいたら過ぎている
    5. 育った家に、お祝いの習慣がなかった
    6. お祝いの主役が、子どもに移っている
  2. 祝わないのは愛情がないから?見分けるチェック
  3. 悲しさを伝えるときに、避けたいこと
    1. 「気づいてくれるか」を試すと、悲しさが二重になる
    2. 当日の夜は、気持ちが高ぶりやすい
  4. 責めずに悲しさを伝える方法
    1. 「私は」を主語にして、気持ちを伝える
    2. 夫の気持ちも聞いてみる
    3. ふだんの感謝も、ひと言添える
  5. 次の誕生日に向けて、自分から提案するコツ
    1. 日にちを、早めに共有しておく
    2. してほしいことは、具体的に伝える
    3. 大がかりでなくていいと伝える
    4. 夫のお祝いも、一緒に楽しむ
    5. 祝ってもらえたら、うれしさを具体的に返す
  6. 祝ってもらうことだけに、気持ちを預けすぎない
    1. 自分でも、自分の誕生日を楽しむ
    2. ふだんの小さな気づかいにも、目を向ける
    3. 二人だけの「記念日の過ごし方」を作り直す
  7. それでも悲しさが消えないときは
  8. よくある質問
  9. まとめ

誕生日や記念日を祝わない夫の本音

まずは、夫が特別な日を祝わない理由を見ていきましょう。どの理由も、「あなたが大切ではない」という意味とは限りません。

ソファに並んで話す二人
祝わない理由は、愛情がないからとは限りません

照れくさくて、改まったことができない

花を買って帰る、「おめでとう」と言葉にする。そうした改まったふるまいが、どうにも照れくさい夫もいます。付き合っていたころは頑張れても、夫婦になってからは気恥ずかしさが勝ってしまうのです。

心の中では覚えていて、夕飯のときに少しそわそわしている。そんな様子が見えるなら、照れが邪魔をしているのかもしれません。

家族になって、「特別な日」の感覚が薄れた

毎日一緒に暮らしていると、誕生日も記念日も、ふだんの一日と同じように感じてしまう夫がいます。「わざわざ祝わなくても、毎日一緒にいるんだから」という感覚です。

あなたにとっては一年に一度の大切な日でも、夫にとっては「いつもの平日」になっている。この感覚の差が、さみしさの正体になっていることがあります。

何をすれば喜ぶのか、わからない

プレゼントを選んで外したらどうしよう、お店を予約しても喜ばれなかったらどうしよう。何が正解なのかわからず、結局なにもしないまま当日を迎えてしまう夫もいます。

以前に贈ったものへの反応がいまひとつだった記憶があると、ますます手が出しにくくなります。

仕事や毎日の忙しさで、気づいたら過ぎている

仕事の山場や出張が重なると、日付の感覚そのものがあいまいになることがあります。カレンダーを見て「あ、昨日だった」と気づき、今さら言い出せずに黙ってしまう夫もいます。

忙しい時期と重なったときだけ忘れる、ふだんの年は何かしらしてくれるなら、日にちを前もって知らせておくだけで変わることがあります。

育った家に、お祝いの習慣がなかった

夫の実家で誕生日を祝う習慣がなかった場合、「大人になってまで祝うもの」という感覚そのものがないことがあります。悪気があるというより、ただ思いつかないのかもしれません。

反対に、あなたの家では毎年ケーキを囲んでいたなら、そのギャップがさみしさをいっそう大きくしているのかもしれません。

お祝いの主役が、子どもに移っている

子どもが生まれると、家族のお祝いは子どもの誕生日や行事が中心になります。夫は子どものお祝いには一生懸命でも、夫婦のお祝いは「もう卒業したもの」と考えていることがあります。

子どもの誕生日会の準備を楽しそうに手伝うなら、お祝いそのものが嫌いなわけではありません。あなたの誕生日も、家族の行事の一つとして加えてもらえばよいのです。

シンパンくんからあなたへ

大切な日に何もないと、「私のこと、どうでもいいのかな」って思っちゃうよね。でも、照れや「何をしたらいいかわからない」で止まっている夫も、少なくないんだ。

祝わないのは愛情がないから?見分けるチェック

誕生日を祝ってくれないことと、あなたへの気持ちがないことは、同じではありません。ふだんの夫の様子に、次のようなところがあるか振り返ってみましょう。

気持ちはあるけれど、表し方が苦手な夫のサイン

  • あなたの体調が悪いと、家事を代わってくれる
  • 口数は少なくても、頼んだことはやってくれる
  • 休日に一緒に買い物や散歩に出かけることがある
  • あなたの話を、短くても聞いてくれる
  • 誕生日のことを伝えると、気まずそうにしながらも謝る

こうした様子があるなら、夫の気持ちは、お祝いよりもふだんの行動のほうに表れているのかもしれません。祝い方がわからないだけの夫は、してほしいことを伝えれば、変わる余地が大きいのです。

お祝い以外のことも気になるサイン

  • 話しかけても、目を合わせずに生返事ばかり
  • あなたの体調や予定に、まったく関心を示さない
  • 誕生日のことを伝えても、「それが何?」という態度
  • 自分の誕生日は、祝ってもらうのが当然と思っている

こちらが重なるなら、お祝い以前に、夫婦の関係そのものに引っかかりがあるのかもしれません。会話も気づかいも目に見えて減ってきたなら、妻に無関心な夫の本音で、そう見える理由と関わり方のヒントを探してみてください。

お祝いのことだけでは判断がつかないときは、日ごろの夫の言動から気持ちの傾向を見る診断も試してみてください。

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悲しさを伝えるときに、避けたいこと

悲しい気持ちは、がまんせずに伝えてかまいません。ただ、伝え方によっては、夫が「責められた」と受け取り、来年に向けた話し合いにつながらないことがあります。

避けたい伝え方

  • 当日の夜に、「なんで何もないの」と問い詰める
  • 何も言わずに待ち、気づかなかったことを試すように責める
  • 「どうせ私のことなんて」と、遠回しにすねる
  • 子どもの前で、夫の忘れっぽさを笑いものにする
  • 何年も前の記念日のことまで、くり返し持ち出す

「気づいてくれるか」を試すと、悲しさが二重になる

「言わなくても気づいてほしい」と黙って待つ気持ちは、とても自然なものです。けれど、夫が気づかなかった場合、あなたは「やっぱり忘れていた」と二重に傷つくことになります。

大切な日は、試すより先に伝えておくほうが、あなた自身を守れます。

当日の夜は、気持ちが高ぶりやすい

一日待ち続けた夜は、悲しさが怒りに変わりやすいときです。その場で言葉をぶつけると、夫は謝るより言い訳をしてしまいがちです。少し時間をおいて、落ち着いてから伝えましょう。

責めずに悲しさを伝える方法

悲しかった気持ちは、言葉にしなければ夫には届きません。責めるのではなく、「どう感じたか」を伝えることを意識してみましょう。

自分の気持ちに気づく
まずは、自分がどう感じたのかを言葉に

「私は」を主語にして、気持ちを伝える

「あなたは何もしてくれない」ではなく、「私は、ひと言でもおめでとうと言ってもらえたらうれしかった」と、自分を主語にして伝えます。夫を責めるのではなく、あなたの気持ちを知らせる話し方です。

悲しさは、責める言葉より「さみしかった」という気持ちのほうが、まっすぐ夫に届きます。

夫の気持ちも聞いてみる

伝えたあとは、「何をしたらいいか、わからなかった?」と夫の気持ちも聞いてみましょう。照れていたのか、忘れていたのか、ただ習慣がなかったのか。理由がわかれば、来年に向けて何をお願いすればいいかが見えてきます。

悲しさを伝えるときの例
あなた

昨日のことなんだけど、少し話してもいい?

あなた

誕生日に、ひと言でいいから「おめでとう」って言ってほしかったんだ。ちょっとさみしかった

相手

ごめん、忘れてたわけじゃないんだけど、何すればいいかわからなくて

あなた

そうだったんだ。言ってくれてよかった。来年は一緒に考えようよ

ふだんの感謝も、ひと言添える

悲しさを伝えるときに、ふだん夫がしてくれていることへの感謝もひと言添えると、夫は責められたと感じにくくなります。「いつも送り迎えしてくれてありがとう。だからこそ、誕生日にひと言ほしかった」というように、両方の気持ちを伝えてみましょう。

次の誕生日に向けて、自分から提案するコツ

祝ってもらうのを待つより、こちらから提案するほうが、夫も動きやすくなります。自分から言うのはさみしいと感じるかもしれませんが、提案は、夫に「正解」を教えてあげることでもあります。

日程を合わせるやり取り
大切な日の予定は、早めに二人で共有を

日にちを、早めに共有しておく

誕生日や記念日は、二人で見る予定表やカレンダーに入れておきましょう。一週間くらい前に「来週、結婚記念日だね」と話題にするだけでも、夫が準備する時間が生まれます。

してほしいことは、具体的に伝える

「何か考えて」ではなく、「帰りにケーキを買ってきてくれたらうれしい」「近くのお店で一緒に夕飯を食べたいな」と、具体的にお願いしましょう。お祝いの形を具体的に伝えるのは、わがままではなく、夫への道案内です。

大がかりでなくていいと伝える

夫が身構える理由の一つが、「ちゃんとしたお祝いをしなければ」という思いこみです。「ひと言カードがあれば十分」「コンビニのケーキでもうれしい」と伝えると、夫の気持ちがずっと軽くなります。

夫のお祝いも、一緒に楽しむ

夫の誕生日に、好きな料理を用意してお祝いするのもよいでしょう。お祝いされるうれしさを夫自身が感じると、「自分も何かしたい」と思うきっかけになります。ただし、見返りを求めて頑張りすぎる必要はありません。

夫の様子に合わせて、提案のしかたを変えるのもおすすめです。

夫の様子提案のしかた声かけの例
照れくさそう言葉より物で「花を一輪買ってきて」
何をするか迷う選択肢を出す「外食とケーキ、どっちがいい?」
忙しくて忘れる早めに知らせる「来週の土曜、記念日だよ」
祝う習慣がない小さく始める「おめでとうの一言がほしい」
記念日の前に提案するときの例
あなた

来週の土曜、結婚記念日だね

あなた

今年は家でいいから、ちょっといいお惣菜とケーキを買って、二人で乾杯しない?

相手

そうだっけ。いいよ、ケーキは帰りに買ってくる

あなた

ありがとう、楽しみにしてるね

祝ってもらえたら、うれしさを具体的に返す

お願いしたことを夫がしてくれたら、「ケーキ、選んでくれてうれしかった」「覚えていてくれてありがとう」と、何がうれしかったのかを具体的に伝えましょう。夫は「これでよかったんだ」と安心し、次の年も同じように動きやすくなります。

たとえ思っていた形と少し違っても、まずは動いてくれたことを受け止めるのが、来年につなげるコツです。

シンパンくんからあなたへ

「何か考えて」より「ケーキを買ってきて」のほうが、夫はずっと動きやすいんだ。してほしいことがはっきりすると、夫のほうもほっとするんだよ。

祝ってもらうことだけに、気持ちを預けすぎない

夫に変わってほしいと願う一方で、あなたの誕生日の幸せを、夫ひとりに任せきらないことも大切です。

自分の時間を楽しむ
自分の誕生日を、自分でも楽しんでいいのです

自分でも、自分の誕生日を楽しむ

夫のお祝いだけを待っていると、その日の幸せが夫しだいになってしまいます。好きなケーキを自分で買う、友達とランチに行くなど、自分でも誕生日を楽しむ予定を入れておきましょう。

ふだんの小さな気づかいにも、目を向ける

お祝いは苦手でも、毎朝ごみを出してくれる、重い荷物を持ってくれるなど、ふだんの行動に気持ちを込めている夫もいます。お祝いの形だけで夫の気持ちを決めつけず、ほかの場面にも目を向けてみると、少し気持ちが楽になるかもしれません。

言葉で気持ちを伝えるのが苦手な夫については、妻を褒めない夫の本音や、「ありがとう」を言わない夫の本音でも、理由と伝え方を紹介しています。

二人だけの「記念日の過ごし方」を作り直す

付き合っていたころのような華やかなお祝いでなくても、夫婦の今の暮らしに合った記念日の過ごし方を、二人で決め直すこともできます。毎年同じ公園で写真を一枚撮る、記念日の夜だけは好きなお店の料理を持ち帰って食べる、といった小さな決まりごとで十分です。

決まった形があると、夫も「今年は何をしよう」と悩まずに済み、お祝いが自然と続きやすくなります。

それでも悲しさが消えないときは

伝え方を工夫しても、提案をしても、夫が変わらない。毎年その日が来るたびに、悲しさを思い出してしまう。「この人は、私のことをどう思っているんだろう」と、答えの出ない問いを抱えたまま眠れない夜もあるかもしれません。

口数の少ない夫から本音を聞き出すコツは、夫の本音がわからないにまとめています。ひとりで考えるほど悲しさが募るときは、夫婦の事情を知らない人に打ち明けてみると、心が少し軽くなることもあります。

よくある質問

結婚記念日を、夫がまったく覚えていません。

日付を覚えるのが苦手な人は少なくありません。覚えていないことと、結婚生活を大切に思っていないことは、別のことが多いものです。二人の予定表に入れておく、前の週に話題にするなど、思い出すきっかけを作っておきましょう。

プレゼントをくれないのは、お金のことを気にしているからですか?

家計のことを考えて、物を贈るのをためらう夫もいます。その場合は、手紙や一緒に過ごす時間など、お金のかからない形をお願いしてみましょう。「物より、ひと言がほしい」と伝えると、夫も応えやすくなります。

子どもの誕生日は祝うのに、私の誕生日は何もありません。

お祝いを「子どものためのもの」と考えている夫もいます。「子どもと一緒に、ママのお祝いをしてくれたらうれしいな」と頼んでみると、夫も動きやすくなります。子どもが「ママのお祝いしよう」と張り切ることで、自然と家族の行事になっていくこともあります。

自分から言って祝ってもらっても、むなしい気がします。

その気持ちはとても自然です。けれど、最初はお願いされて動いた夫が、あなたの喜ぶ顔を見て、次の年は自分から準備するようになることもあります。提案は、夫が祝い方を覚えるための「最初のきっかけ」と考えてみてください。

夫の誕生日は毎年私が祝っているのに、不公平に感じます。

不公平だと感じるのは当然のことです。頑張りすぎて疲れてしまうなら、夫のお祝いを少し小さくしてもかまいません。「私も同じようにしてもらえたらうれしい」と、その気持ちも言葉にして伝えてみましょう。

まとめ

誕生日や記念日を祝ってくれない夫の本音と、悲しさの伝え方をまとめます。

  • 祝わない理由は、照れ・特別な日の感覚が薄れた・何をすればいいかわからない・忙しさ・育った家の習慣・お祝いの主役が子どもに移った、など
  • ふだんの行動に気づかいがあるなら、愛情がないのではなく、表し方が苦手なだけのことが多い
  • 当日の夜に問い詰める、気づくかどうかを試すのは、悲しさを大きくしやすい
  • 「私は」を主語に、責めずに「さみしかった」と伝え、夫の気持ちも聞く
  • 日にちを早めに共有し、してほしいことを具体的に、小さなお祝いから提案する
  • 自分でも誕生日を楽しみ、ふだんの気づかいにも目を向ける

大切な日を祝ってほしいと願うのは、夫との時間を大切にしているからこそです。悲しさを言葉にして伝えることが、来年の誕生日を変える最初の一歩になります。

シンパンくんからあなたへ

毎年ひとりでさみしさを飲みこんできたなら、もう十分がんばってきたよ。今年は、あなたの気持ちを夫に知ってもらうところから始めてみよう。