こんなことで、悩んでいませんか?

  • 息子が結婚してしばらくたつのに、お嫁さんとの間に薄い膜がある
  • 話しかければ丁寧に答えてくれるが、何を考えているかわからない
  • もう少し打ち解けたいけれど、踏みこみすぎて嫌われるのは怖い
  • 態度が冷たく感じても、姑の立場からは理由を聞きにくい

息子の嫁の本音がわからないと、もどかしさばかりがつのりますよね。せっかく家族になったのだから、と思うほど、どう関わればいいのか迷ってしまうものです。

結論

お嫁さんのよそよそしさは、あなたを嫌っているからとは限りません。「夫の親」という相手への緊張や遠慮から来ていることもあります。

距離を縮めようと頑張るより、「一緒にいて気が楽な人」になるほうが、結果的に打ち解けやすくなります。

この記事でわかること

  • 息子の嫁がよそよそしく見える、6つの本音
  • 心配しすぎなくていいサインと、関わり方を見直したいサイン
  • 言わないほうがいい言葉と、言いかえの例
  • 嫌われないために控えたいこと
  • 打ち解けやすくなる関わり方とLINEの例
  • お嫁さんのことで、息子と話すときのコツ
この記事の目次閉じる開く
  1. 息子の嫁がよそよそしい本音・よくある理由
    1. 「失礼のないように」と緊張している
    2. 気をつかい続けて、くたびれてしまう
    3. 夫の実家のやり方に戸惑っている
    4. 自分たちの暮らしに、踏みこまれたくない
    5. 前に言われたひと言が、心に残っている
    6. 息子夫婦で、実家との付き合い方を決めている
  2. 心配しすぎなくていいサイン・見直したいサイン
    1. 関わり方を見直したほうがよいサイン
  3. 言わないほうがいい言葉と、言いかえの例
  4. 嫌われないために控えたいこと
  5. 打ち解けやすくなる関わり方
    1. 来てくれたことを、まずねぎらう
    2. 台所の手伝いは、本人に選んでもらう
    3. 連絡は「返事のいらない形」にする
    4. お嫁さん自身に関心を向ける
    5. 二人で決めたことを、まず受け入れる
    6. 帰る時間は、息子夫婦に任せる
    7. お義父さんの立場で関わるときは
  6. お嫁さんのことで、息子と話すときのコツ
    1. お嫁さんの本音を、息子から聞き出さない
    2. 会いたい気持ちは、「相談」の形で伝える
    3. お嫁さんの実家とは張り合わない
  7. それでも気持ちのやり場がないときは
  8. よくある質問
  9. まとめ

息子の嫁がよそよそしい本音・よくある理由

丁寧すぎる言葉づかい、早く帰りたそうな様子、連絡はいつも息子まかせ。そうした態度の裏には、どんな気持ちがあるのでしょうか。よくある6つの本音を見ていきましょう。

家族と話がかみ合わない
丁寧な態度の裏には、緊張や遠慮があることも

「失礼のないように」と緊張している

いつまでも敬語がくずれない、台所でそわそわと手伝えることを探している、出された料理を残さず食べる。こうした様子は、夫の親の前で失礼がないようにと、気を張っているあらわれかもしれません。

礼儀正しさは、壁をつくっているのではなく、あなたを大切な相手として扱っているしるしでもあります。緊張がとけるまでには、思っている以上に時間がかかるものです。

気をつかい続けて、くたびれてしまう

会っている間はにこやかでも、帰り道ではぐったりしている。お嫁さんにとって、夫の実家で過ごす時間は、慣れない場所で気をつかい続ける時間でもあります。

あなたのもてなしに不満があるとは限りません。どんなに居心地よくしてもらっても、「よその家」にいる疲れは、すぐにはなくならないのです。

夫の実家のやり方に戸惑っている

お正月の過ごし方、食事のときの席、親せきへのあいさつ、手土産の習慣。家ごとの決まりごとは、あなたにとっては当たり前でも、お嫁さんにとっては初めて知ることばかりです。

間違えたらどうしようと思うと、口数は自然と減ります。黙っているのは不機嫌だからではなく、様子をうかがっているのかもしれません。

自分たちの暮らしに、踏みこまれたくない

仕事を続けるかどうか、子どもをどうするか、住む場所をどうするか。こうしたことは、息子夫婦が二人で決めたいと考えていることが多いものです。

あなたは何気なく聞いたつもりでも、お嫁さんには「口を出されるのでは」と身構える話題です。暮らしの話になると表情がかたくなるなら、この本音かもしれません。

前に言われたひと言が、心に残っている

結婚の準備で意見がぶつかった、手料理を「うちの味とは違うわね」と言われた。言った側はすっかり忘れていても、言われた側は、ふとしたときに思い出すものです。

心当たりがあるなら、その出来事が今の距離につながっている可能性があります。謝り方については、この記事のよくある質問で紹介しています。

息子夫婦で、実家との付き合い方を決めている

帰省は年に何回にするか、連絡は誰がするか。息子夫婦の間で、こうした決まりをつくっていることもあります。

お嫁さんのよそよそしさに見えて、実は息子の考えが反映されている場合も少なくありません。息子からの連絡が減って寂しいと感じているなら、大人の息子の本音もあわせて読んでみてください。

シンパンくんからあなたへ

よそよそしく見えるのは、嫌いだからとは限らないんだ。「失礼がないように」って、がんばっている途中なのかもしれないよ。

心配しすぎなくていいサイン・見直したいサイン

お嫁さんの本音は、言葉より、関わりが続いているかどうかにあらわれます。まずは、心配しすぎなくていいサインを確かめてみましょう。

心配しすぎなくていいサイン

  • 会えば、あいさつやお礼をきちんと言ってくれる
  • 誕生日や行事のときに、息子夫婦から何かしらの連絡がある
  • 孫がいる場合、写真や近況をときどき送ってくれる
  • 帰り際に「また来ますね」と言ってくれる
  • 口数は少なくても、話しかければ答えてくれる

いくつか当てはまるなら、お嫁さんはあなたとの関係をきちんと保とうとしているのでしょう。今のよそよそしさは、遠慮や緊張のあらわれと考えてよいでしょう。

関わり方を見直したほうがよいサイン

一方で、次のような変化が続いているなら、あなたの関わり方のどこかが、お嫁さんの負担になっているのかもしれません。

  • 会う約束が、毎回あいまいなまま流れてしまう
  • 前より、話しかけたときの返事が短くなった
  • 特定の話題になると、表情がかたくなる
  • 息子を通しても、こちらの提案が通らないことが続く

これは、あなたが嫌われているという意味ではありません。会う回数や、口にした言葉をふり返るきっかけだと受け止めてみてください。

言わないほうがいい言葉と、言いかえの例

よかれと思って言ったひと言が、お嫁さんには違う意味で届いてしまうことがあります。とくに気をつけたい言葉と、言いかえの例をまとめました。

言いがちな言葉こう聞こえることも言いかえの例
「孫の顔はまだ?」急かされている話題にしない
「うちではこうしてたのよ」やり方を否定された「今はそうするのね」
「あの子は昔から〜が好きで」比べられている「あなたの好きな料理は?」
「お仕事、まだ続けるの?」生き方に口出しされた「忙しいのにありがとう」
「もっと顔を見せてくれたら」責められている「会えてうれしかった」
「〇〇さんちのお嫁さんは〜」ほかの人と比べられた言わない

いちばん気をつけたいのは、比べる言葉です。息子の昔の好み、ほかの家のお嫁さん、あなたの若いころ。どれも、お嫁さんには「私では足りないのかな」と聞こえてしまいます。

子どもや仕事についての質問も、聞く側に悪気はなくても、答える側には重く感じられます。お嫁さんが自分から話してくれるまで、暮らしの決めごとには触れないくらいでちょうどよいのです。

伝え方を考える
ひと言の選び方で、相手の受け取り方は大きく変わります

意外と見落としがちなのが、息子を下げる言葉です。「あの子はだらしないから、大変でしょう」とお嫁さんの味方をしたつもりでも、夫を悪く言われて返事に困ってしまう人もいます。

シンパンくんからあなたへ

何を話せばいいか迷ったら、「ありがとう」と「うれしい」の二つだけでも十分なんだ。短い言葉ほど、まっすぐ届くよ。

嫌われないために控えたいこと

言葉だけでなく、行動にも気をつけたいことがあります。親切のつもりでも、お嫁さんにとっては負担になりやすい行動をまとめました。

控えたいこと

  • 前もって連絡せずに、息子夫婦の家を訪ねる
  • 合鍵を使って、留守の間に家に入る
  • 冷蔵庫や引き出しを、断りなく開ける
  • 息子を通さず、お嫁さんに直接、断りにくい頼みごとをする
  • 息子に、お嫁さんへの不満をこぼす
  • 頼まれていない物を、たくさん送る

とくに気をつけたいのが、息子に不満をこぼすことです。息子はあなたとお嫁さんの間で板ばさみになり、どちらの味方をしても、誰かが傷つくことになります。

合鍵を預かっているときは

使うのは、頼まれたときだけと決めておきましょう。留守の間に部屋を片づけておくといった親切も、お嫁さんには「勝手に入られた」という気持ちが残りやすいものです。

物を送るのも、量が多いと、しまう場所やお礼の手間がお嫁さんの負担になります。送る前に「〇〇がたくさん届いたんだけど、少しいる?」と息子に聞いてみるだけで、ありがた迷惑になるのを防げます。

家族の集まりでは、あなたの娘さんとお嫁さんを比べないことも大切です。お嫁さんから見ると、夫のきょうだいとの付き合いも気をつかうものです。その立場の悩みは、義姉・義妹の本音の記事で取り上げています。

打ち解けやすくなる関わり方

控えることがわかったら、次は少しずつ距離を縮める工夫です。どれも、今日からすぐに始められることばかりです。

疲れに気づいてくれる
ねぎらいのひと言が、打ち解けるきっかけになります

来てくれたことを、まずねぎらう

顔を合わせたら、最初に「遠いところ、ありがとうね」「忙しいのに来てくれてうれしい」と伝えましょう。最初のひと言がやわらかいと、そのあとの時間もお互いに楽になります。

台所の手伝いは、本人に選んでもらう

手伝いたい人もいれば、座っていたい人もいます。「手伝ってもらえたら助かるけど、ゆっくりしていてもいいからね」と一度だけ聞き、どちらを選んでもそのまま受け入れましょう。

手伝ってもらったときは、やり方に口を出さないことも大切です。盛りつけや洗い方が自分と違っても、「ありがとう、助かったわ」で終わらせましょう。

連絡は「返事のいらない形」にする

忙しい毎日の中で、返事を求められる連絡は、思いのほか重く感じられるものです。お嫁さんに連絡するときは、返事をしなくても気まずくならない形にしてみましょう。

お嫁さんに送るならこんなLINE
あなた

テレビで〇〇さんの地元の特集をやっていて、楽しく見ました。返事は気にしないでね

あなた

朝晩冷えるようになったから、二人とも体を大事にしてね

お嫁さん自身に関心を向ける

好きなお菓子を覚えておいて次に会うときに用意しておく、苦手な食べ物は出さないようにする。息子の妻としてではなく、一人の人として見てもらえると、お嫁さんはうれしく感じます。

ただし、仕事の中身や実家の事情を根ほり葉ほり聞くのは控えましょう。関心を向けることと、詮索することは別のものです。

二人で決めたことを、まず受け入れる

結婚式のかたち、住む場所、子育ての方針。あなたの考えと違っても、「二人で決めたなら、それがいちばんね」と言ってもらえると、お嫁さんは安心します。

受け入れてもらえたという安心が、いずれ「お義母さんに相談してみようかな」という気持ちにつながっていきます。

帰る時間は、息子夫婦に任せる

「泊まっていけばいいのに」「もう帰るの?」は、引き止めたい気持ちから出る言葉です。けれど、お嫁さんにとっては、帰りたいと言い出しにくくなるひと言でもあります。

「疲れたら、いつでも遠慮なく帰ってね」と最初に伝えておきましょう。少し物足りないくらいで別れるほうが、「また来ようかな」と思ってもらいやすくなります。

お義父さんの立場で関わるときは

この記事を読んでいる方の中には、お嫁さんとの接し方に迷うお父さんもいるでしょう。口数の少ない義父は、それだけでお嫁さんを緊張させてしまうことがあります。

会ったら、自分から「よく来たね」と声をかけ、答えやすい質問を一つしてみましょう。見た目や体型についての冗談は、親しみのつもりでも控えたほうが安心です。

お嫁さんのことで、息子と話すときのコツ

お嫁さんとの関係は、息子との話し方でも大きく変わります。息子を味方につけようとするより、二人を見守る立場で話すことを意識しましょう。

お嫁さんの本音を、息子から聞き出さない

「あの子、私のこと何か言ってる?」と息子に聞くのは控えましょう。息子は答えに困るうえ、その話がお嫁さんに伝わると、関係がよけいにぎくしゃくします。

会いたい気持ちは、「相談」の形で伝える

会う回数を増やしたいときも、お願いではなく相談として伝えると、息子も受け止めやすくなります。

息子と話すなら(会話の例)
あなた

お正月のことなんだけど、二人の予定はどうかな。無理はしなくていいからね

相手

まだ決めてないんだ。決まったら連絡するよ

あなた

わかった。〇〇さんにも、気をつかわなくていいよって伝えておいてね

お嫁さんの実家とは張り合わない

お嫁さんの実家と過ごす時間のほうが長いと、寂しく感じることもあるでしょう。それでも、回数を比べたり、張り合ったりするのは控えましょう。

「向こうのご両親にも、よろしく伝えてね」と言えるあなたなら、お嫁さんは安心して行き来できます。孫に会える回数のことで悩んでいるときは、孫に会わせてもらえないときの記事も参考にしてみてください。

お嫁さんの立場から見た悩みは、義母の本音がわからないときの記事で取り上げています。立場を入れかえて読んでみると、お嫁さんの気持ちを想像する手がかりになるかもしれません。

それでも気持ちのやり場がないときは

あれこれ気をつけていても、思うように打ち解けられず、寂しさがつのることもあるでしょう。連れ合いに話しても「放っておけばいい」と言われ、友達に話すとうわさにならないか心配になることもあります。

家族のことは、身近な人ほど話しにくいものです。そんなときは、あなたの家族を知らない人に気持ちを聞いてもらうと、こんがらがった思いがほどけていきます。

よくある質問

お嫁さんが帰省についてきません。嫌われているのでしょうか?

仕事の都合や、夫婦で決めた付き合い方のこともあり、嫌われているとは限りません。息子だけが帰ってくるのも、一つの形です。「どうして来ないの」と聞くより、「よろしく伝えてね」と送り出すほうが、関係は穏やかに続きます。

お嫁さんの誕生日に、プレゼントを贈ってもいいですか?

贈ってかまいませんが、お返しを気にさせない程度にするのがおすすめです。お菓子や花など、使えばなくなるものなら受け取りやすく、気持ちも伝わります。

前にきついことを言ってしまいました。今から謝っても遅くないですか?

遅くはありません。言いわけはせず、「あのときは言いすぎたね、ごめんなさい」と短く伝えましょう。その後は同じ話題に触れず、ふだんの接し方で気持ちを見せていくことが大切です。

近くに住んでいて、距離が近すぎる気がします。

訪ねる前に連絡する、玄関先で用事をすませる日をつくるなど、小さな決まりをつくってみましょう。会う回数が減っても、一回一回が気持ちのよい時間になれば、関係はむしろ近づきます。

お嫁さんと二人きりになると、何を話せばいいかわかりません。

天気や季節の食べ物、最近見たテレビなど、気軽に答えられる話題で十分です。会話が途切れても、無理に埋めなくて大丈夫です。お茶をいれるなど、手を動かしながらだと沈黙も気になりにくくなります。

まとめ

お嫁さんとの関係に悩んでいると、何を言っても裏目に出そうで、つい口が重くなってしまうものです。最後に、この記事のポイントをふり返りましょう。

  • よそよそしさは、嫌いだからとは限らない。緊張や遠慮、戸惑いから来ていることもある
  • あいさつやお礼があり、関わりが続いているなら、心配しすぎなくてよい
  • 比べる言葉や、暮らしの決めごとへの質問は控えめに
  • 予告なしの訪問や、息子への不満は避ける
  • ねぎらい、返事のいらない連絡、二人の決めたことを受け入れる姿勢を大切に

お嫁さんにとって「気をつかわなくていい人」になれたとき、自然と本音を見せてもらえるようになります。

シンパンくんからあなたへ

すぐに打ち解けられなくても大丈夫。あなたの小さな気づかいは、ちゃんとお嫁さんに届いているよ。ゆっくり家族になっていこうね。