
こんなことで、モヤモヤしていませんか?
- 困ったときだけ「お願いがあるんだけど」とLINEが来る
- 子どもを預かる、車を出すなど、頼みごとばかりが続く
- 引き受けたあとは、また連絡が途絶える
- 「断ったら嫌われるかも」と、自分の気持ちを後回しにする
「私って都合のいい友達なのかな」とモヤモヤしても、頼られるのはうれしい気持ちもあって、なかなか断れませんよね。都合のいい友達にされやすい人には、いくつかの特徴があります。
結論
頼みごとの時だけ連絡してくる友達は、あなたのことを「頼みやすい人」「断らない人」だと思っているのかもしれません。悪意というより、甘えや遠慮のなさから来ていることもよくあります。
大切なのは、「できること」と「できないこと」の線を、自分で引くことです。上手に断れるようになると、関係が対等に戻ることもあります。
この記事でわかること
- 都合のいい友達にされやすい人の特徴
- 頼みごとの時だけ連絡してくる友達の本音
- 利用されているかどうかを確かめるチェックリスト
- 角が立たない断り方と、そのまま使える例文
- 関係を対等に戻す方法と、離れたほうがいい場合
この記事の目次閉じる開く
都合のいい友達にされやすい人の特徴
まずは、どんな人が都合のいい友達にされやすいのかを見ていきましょう。当てはまるものがあっても、自分を責める必要はありません。
やさしくて責任感が強い人ほど頼まれやすい
都合のいい友達にされやすい人の特徴
- 頼まれると、その場で「いいよ」と言ってしまう
- 断るときは、長い言い訳を考えてしまう
- 相手が困っていると、自分の予定を後回しにする
- 自分からお願いごとをするのは苦手
- 頼まれたことは、期待以上にきちんとやってしまう
- お礼がなくても、何も言わずにすませてしまう
いくつも当てはまる人は、やさしくて、責任感の強い人です。都合のいい友達にされやすいのは、あなたが頼りになる人だからです。
断れない気持ちの奥には、「嫌われたくない」「がっかりさせたくない」という思いがあることも多いです。それは、人とのつながりを大切にしているからこそ生まれる気持ちです。
問題なのは、あなたのやさしさではありません。やさしさが一方通行になり、あなたばかりが我慢する形になっていることです。
「頼られる友達」と「都合のいい友達」の違い
友達に頼られること自体は、悪いことではありません。お互いに助け合える関係なら、頼みごとは信頼のしるしでもあります。違いは、次のような点に表れます。
| 見るところ | 頼られる友達 | 都合のいい友達 |
|---|---|---|
| ふだんの連絡 | 用事がなくても来る | 頼みごとのときだけ |
| お礼 | きちんと伝えてくれる | ないか、とても軽い |
| 断ったとき | 「わかった」と受け止める | 不機嫌になる |
| お互いさま | 相手も助けてくれる | 自分が助けるだけ |
右の列ばかりに当てはまるなら、関係のバランスがくずれているサインです。次の章で、相手の本音を見ていきましょう。
恋愛の相手から「都合のいい関係」にされていないか気になる人は、曖昧な関係を続ける男性の本音も参考にしてみてください。
頼みごとの時だけ連絡してくる友達の本音
頼みごとの時だけ連絡してくる友達は、何を考えているのでしょうか。よくある本音を6つ紹介します。

1. あなたを本当に頼りにしている
パソコンにくわしい、料理が上手、車を持っている、子育ての先輩である。あなたの得意なことを知っていて、「困ったらこの人に聞けば安心」と思っている場合です。
相手にとって、あなたは信頼できる存在です。ただ、頼りにしている気持ちと、ふだんからあなたを大切にすることが、うまく結びついていないのです。
2. 気心が知れていて、甘えている
長い付き合いの友達や、気をつかわない関係だと、「あの人なら許してくれる」と甘えが出ることがあります。家族に甘えるような感覚で、あなたに頼みごとをしているのです。
本人には、あなたに負担をかけているという自覚があまりありません。親しさの表れでもありますが、甘えが続くと、あなたばかりが疲れてしまいます。
3. 遠慮がなく、負担に気づいていない
「ちょっと車を出してもらうだけ」「少し子どもを見てもらうだけ」。頼む側は、それが相手にとってどれくらいの負担か、想像できていないことがあります。
あなたが毎回快く引き受けていると、相手は「たいしたことではない」と思い込みます。遠慮のなさは気づかいが足りないだけで、悪意とは限りません。
4. 「あなたなら断らない」と思っている
前に頼んだときに、あなたが引き受けてくれた。その経験から、「この人は断らない」と覚えている場合です。ほかの人に断られたあとで、あなたに頼んでくることもあります。
頼みごとが集まるのは、あなたが断らないことを、相手が知っているからかもしれません。一度上手に断るだけで、頼みごとの回数が変わることもあります。
5. 用事がないと連絡しないタイプ
もともと、用事がないと誰にも連絡しない人もいます。LINEは用件を伝えるための道具で、雑談のやり取りはしないという考え方です。
このタイプの人は、あなた以外の友達にも、用事のときしか連絡していません。会えば楽しく話せて、あなたが困ったときには助けてくれるなら、利用しようとしているわけではないでしょう。
6. 自分の得になることを優先している
なかには、はじめから「得になるから」と近づいてくる人もいます。お金を借りたい、商品を買ってほしい、仕事や人を紹介してほしい、といった目的が先にある場合です。
この場合、あなたが断ったとたんに連絡が途絶えたり、態度が冷たくなったりします。用事が終わると連絡が来なくなるのも、このタイプによく見られる特徴です。

シンパンくんから
頼りにされるのはうれしいけど、続くと疲れちゃうよね。相手の本音は、断ったときの反応によく表れるんだ。
利用されているサインと見分け方
「ただ頼りにされているだけ」なのか、「都合よく使われている」のか。次のチェックで確かめてみましょう。

友達に利用されているかもしれないサイン
利用されているかもしれないサイン
- 連絡が来るのは、頼みごとがあるときだけ
- 頼みを聞いても、お礼がないか、とても軽い
- あなたが困ったときは「忙しい」と言って助けてくれない
- 断ると不機嫌になったり、急に連絡が途絶えたりする
- 頼みごとの内容が、少しずつ大きくなっている
- 遊びや食事には誘われないのに、頼みごとだけは来る
- 貸したお金や物が、返ってこないままになっている
いくつも当てはまるなら、関係のバランスがかなりくずれているかもしれません。このあと紹介する断り方で、少しずつ線を引いていきましょう。
「お互いさま」になっているかの目安
頼みごとの数を細かく数える必要はありません。ただ、ここ半年ほどをふり返って、助けたことと助けてもらったことを思い出してみてください。自分ばかりが助けているなら、関係のバランスを見直すタイミングです。
約束はドタキャンしがちなのに、頼みごとのときだけは熱心。そんな友達との付き合い方は、ドタキャンが多い友達の心理でもくわしく紹介しています。
いちばんの手がかりは「断ったときの反応」
相手の本音がよく見えるのは、あなたが一度断ったときです。
本当にあなたを大切に思っている友達なら、「そっか、急にごめんね」と受け止めてくれます。断ったあとも、いつもどおりの付き合いが続くはずです。
いっぽう、断ったとたんに不機嫌になる、連絡が途絶えるといった場合は、あなたとの関係より、頼みごとが目的だった可能性があります。
遊びに誘われなくなったことも気になっている人は、友達に誘われなくなったときの本音も読んでみてください。
友達との今の距離感を、質問に答えながら整理したいときは、こちらの診断も使ってみてください。
都合よく使われていると感じたときにやってはいけないこと
モヤモヤがたまってくると、つい感情的な行動に出てしまうことがあります。けれど、次のような対応は、あなた自身をさらに苦しめてしまいます。
やってはいけないこと
- 不満をため込んで、ある日いきなり爆発する
- 「どうせ私は都合のいい友達なんでしょ」と責める
- その場しのぎのうそを重ねて、断り続ける
- 無理をして引き受け、あとで陰で愚痴を言う
- 共通の友達に、相手の悪口を言いふらす
不満をため込んでから爆発すると、相手は「急にどうしたの?」と驚くだけで、あなたの気持ちは伝わりにくくなります。小さいうちに、断ることで線を引くほうが、関係を守れます。
うその理由を重ねると、つじつまが合わなくなり、あなたの心の負担になります。断るときの理由は、くわしく言わなくても大丈夫です。具体的な言い方は、次の章で紹介します。
角が立たない断り方(例文つき)
ここからは、頼みごとを上手に断るコツと、そのまま使える例文を紹介します。
断るときの4つのコツ
- その場で返事をせず、「予定を確認してから連絡するね」と時間をもらう
- 最初に「声をかけてくれてありがとう」と気持ちを受け止める
- 理由は短く、くわしく説明しすぎない
- できることがあれば、できる範囲だけを伝える
断るのは、相手を拒むことではなく、自分にできる範囲を伝えることです。「ごめんね、難しいんだ」と短く言えれば、それで十分です。
頼まれるとすぐに「いいよ」と言ってしまう人は、まず即答をやめることから始めましょう。
来週の土曜、引っ越しの手伝いに来てもらえないかな?
予定を確認してから、また連絡するね
一度時間をおくと、「本当に引き受けたいか」を落ち着いて考えられます。断る場合も、その場で言うより気持ちが楽になります。

子どもや用事を頼まれたときの断り方
急で悪いんだけど、土曜日に子どもを預かってもらえないかな?
声をかけてくれてありがとう。ごめんね、土曜日は家の予定があって難しいんだ
誰か見つかるといいね
理由は「家の予定があって」「その日は先約があって」くらいで十分です。断ったあとに相手を気づかう一言をそえると、冷たい印象になりません。
作業や仕事を頼まれたときの断り方
この前のチラシ、また作ってもらえない?
頼りにしてくれてうれしいな。でも今月は仕事が立てこんでいて、手が回らないんだ
作り方なら教えられるから、よかったら一緒にやってみる?
毎回引き受けるのではなく、やり方を教える形にすると、相手も自分でできるようになります。あなたの負担も、次から少なくなります。
お金を貸してほしいと頼まれたときの断り方
今月ピンチで…少しだけお金を貸してもらえないかな
ごめんね、お金の貸し借りは誰ともしないって決めてるんだ
「誰ともしないと決めている」と、自分のルールとして伝えるのがコツです。相手を疑っているわけではないことが伝わるので、角が立ちにくくなります。
断ったあとは、いつもどおりに接する
断ったあとに気まずくなるのが心配で、断れない人も多いですよね。けれど、断ったことを何度も謝ったり、避けたりする必要はありません。
数日たったら、頼みごととは関係のない軽い話題で、いつもどおりに連絡してみましょう。
元気?駅前に新しいパン屋さんができてたよ!
え、知らなかった!今度行ってみる
あなたが普段どおりにしていれば、「断られても関係は変わらない」と相手にも伝わります。それでも離れていく相手なら、頼みごとが目的だったと考えていいでしょう。
関係を対等に戻す方法
断れるようになったら、次は関係のバランスを少しずつ整えていきましょう。
引き受けるときは「ここまで」と範囲を決める
頼みごとを引き受けるときは、時間や回数をはっきりさせましょう。「1時間だけなら手伝えるよ」「今回だけね」と先に伝えておくと、頼みごとがふくらみにくくなります。
頼みごと以外のやり取りを、自分からつくる
いつも頼まれる側の人は、自分からもお願いをしてみましょう。「おすすめの本を貸してくれない?」くらいの、小さなことで大丈夫です。
あなたのお願いにも快く応じてくれるなら、お互いさまの関係に近づいていきます。反対に、何かと理由をつけて断るばかりなら、関係を見直すきっかけになります。
用事のないお誘いをしてみるのも一つの方法です。「近くに新しいカフェができたから、今度お茶しない?」と声をかけてみましょう。
用事がなくても会ってくれるなら、相手もあなたを友達として大切に思っていると考えてよいでしょう。長い付き合いの友達との関係を見直したいときは、親友と距離を感じるときの記事も参考になります。

離れたほうがいい場合
対等な関係に戻そうとしても、うまくいかない相手もいます。次のようなときは、無理に付き合いを続けなくてかまいません。
こんなときは距離を置いていい
- 断ると責められたり、悪口を言いふらされたりする
- 貸したお金を返してもらえない
- 頼みごとが、仕事や家庭に差しつかえるほど大きい
- 会ったあと、いつもどっと疲れてしまう
- 久しぶりの連絡が、商品やもうけ話のすすめだった
距離を置くときは、はっきり縁を切ると宣言しなくても大丈夫です。返信を少しゆっくりにする、頼みごとには「しばらく難しいんだ」と答える。そうしているうちに、相手からの頼みごとは自然に減っていきます。
ママ友の付き合いで、張り合われたり頼みごとをされたりして疲れている人は、ママ友がマウントを取る心理も読んでみてください。
お金や勧誘のトラブルは、公的な窓口へ
貸したお金を返してもらえない、商品や契約をしつこくすすめられるなど、トラブルになっているときは、ひとりで抱え込まないでください。
お金の貸し借りのトラブルは、自治体の法律相談などの公的な窓口に相談できます。商品やもうけ話の勧誘で困っているときは、消費生活センター(消費者ホットライン188)が相談にのってくれます。

シンパンくんから
距離を置くのは、相手を嫌いになることじゃないよ。あなたが自分を大事にするための、やさしい線引きなんだ。
それでもモヤモヤするときは
断り方を変えたり、距離を置いたりしても、「やっぱり私が悪いのかな」と気持ちが揺れることもありますよね。長く付き合ってきた友達ほど、簡単には割り切れないものです。
そんなときは、あなたの人間関係とつながりのない第三者に、話を聞いてもらうのも一つの方法です。
よくある質問
都合のいい友達にされやすい人には、どんな特徴がありますか?
頼まれるとすぐに引き受ける、断るのが苦手、自分からはお願いしない、といった人がなりやすいです。やさしくて責任感が強いからこそ、頼みごとが集まりやすいのです。
頼みごとを断ったら、嫌われませんか?
あなたを大切に思っている友達なら、一度断られたくらいで離れていくことはありません。断ったとたんに態度が変わるなら、もともと頼みごとが目的だった可能性があります。
用事があるときしか連絡してこない友達は、私を友達と思っていないのですか?
そうとは限りません。用事がないと誰にも連絡しないタイプの人もいます。会ったときに楽しく話せて、あなたが困ったときに助けてくれるなら、友達として大切に思っているはずです。
前は引き受けていた頼みごとを、急に断ってもいいですか?
大丈夫です。生活や気持ちが変われば、できることも変わります。「最近は余裕がなくて、前のようには手伝えないんだ」と、今の状況として伝えましょう。
相手に「都合よく使われている気がする」と直接言ったほうがいいですか?
責める形で伝えると、言い合いになりやすくなります。まずは頼みごとを上手に断ることから始めて、態度で線を引くほうがうまくいくことが多いです。
まとめ
都合よく使われているかもと感じると、友達を疑ってしまう自分も嫌になって、苦しくなりますよね。最後に、この記事のポイントをおさらいしましょう。
- 都合のいい友達にされやすいのは、やさしくて責任感が強く、断るのが苦手な人
- 頼みごとの時だけ連絡してくる本音は、信頼、甘え、遠慮のなさ、「断らない人」という思い込みなど
- 大きな手がかりは、一度断ったときの相手の反応
- 断るときは、感謝を伝え、理由は短く、できる範囲だけを伝える
- 引き受けるときは範囲を決め、自分からも小さなお願いをしてみる
- 断ると責められる、お金が返ってこないなどの場合は、距離を置いていい
あなたのやさしさは、それを大切にしてくれる人のために使っていいのです。無理のない範囲で、心地よい友達付き合いを選んでいってくださいね。

シンパンくんから
断るのは、最初は勇気がいるよね。でも一度できると、あなたを本当に大事にしてくれる人が、ちゃんと見えてくるよ。




