こんなことで、不安になっていませんか?

  • 毎年届いていた学生時代の友達の年賀状が、今年は来なかった
  • 「何か気にさわることをしてしまったかな」と考えてしまう
  • 「もう縁を切られたのかな」と、心の片すみで気になっている
  • 誰にも言えないまま、ひとりでさみしさを抱えている

何十年も続いてきたやり取りだからこそ、年賀状が来なくなったことを、さみしく感じるのは自然なことです。

結論

年賀状が来なくなった理由は、あなたとの縁を切りたいからとは限りません。年賀状そのものをやめた、年末に手が回らなかった、連絡の手段が変わった、といった事情もあります。

年賀状が一枚来なかっただけで、関係が終わったと決めなくて大丈夫です。

この記事でわかること

  • 年賀状が来なくなった、よくある本音
  • 縁を切られたのか、事情があるだけかの見分け方
  • 年賀状をやめる人が増えている今の考え方
  • 来年も送るか、やめるかを決める目安
  • 寒中見舞いやメッセージなど、年賀状のほかに近況を伝える方法
この記事の目次閉じる開く
  1. 年賀状が来なくなった本音
    1. 1. 年賀状のやり取りそのものをやめた
    2. 2. 忙しさや体調のことで、手が回らなかった
    3. 3. 喪中で、新年のあいさつを控えていた
    4. 4. 住所がわからなくなった
    5. 5. 新年のあいさつを、メールやLINEに切りかえた
    6. 6. 少しずつ距離を置きたいと思っている
  2. 縁を切られたのか、事情があるだけかの見分け方
    1. 今年だけなのか、何年も続いているのか
    2. 「今年で最後」の知らせがあったかを思い出す
    3. 年賀状のほかのつながりを見る
  3. 年賀状をやめる人が増えている今の考え方
    1. 年賀状をやめても、縁が切れるわけではない
    2. 年賀状だけでつながる関係も、大切にしていい
  4. 年賀状が来なくなったときに、やってはいけないこと
  5. 来年も送る?やめる?決めるときの目安
    1. 送り続けていい場合
    2. やめてもいい場合
  6. 年賀状のほかに近況を伝える方法(文例つき)
    1. 寒中見舞いで、やわらかく近況を伝える
    2. 電話やメッセージで、ひと言だけ声をかける
    3. 自分から年賀状じまいをするときの一言
    4. 年賀状のほかの付き合いも気になるときは
  7. それでも気持ちが落ち着かないときは
  8. よくある質問
  9. まとめ

年賀状が来なくなった本音

年賀状が来ない理由は、一つではありません。よくある本音を6つ見ていきましょう。

友人と予定が合わない
年末の忙しさなど、相手の事情で来ないこともあります

1. 年賀状のやり取りそのものをやめた

よくあるのが、相手が年賀状を出すこと自体をやめたケースです。次のような理由から、年賀状を卒業する人がいます。

  • 手書きで何十枚も書くのがつらくなった
  • 目が疲れやすくなった
  • 身の回りを少しずつ整理していきたい

「今年で最後にします」と書いて送る人もいれば、何も言わずに静かにやめる人もいます。この場合、来なくなったのはあなたにだけではありません。ほかの友達や親戚にも、同じように出していないでしょう。

2. 忙しさや体調のことで、手が回らなかった

仕事が立てこんでいた、親の介護が始まった、自分や家族が入院していた。年末は、ただでさえ慌ただしい時期です。そこに何かが重なると、年賀状まで気持ちが回らないことがあります。

出しそびれたまま年が明けてしまい、「今さら出すのも」と思っているうちに時間がたった、ということもよくあります。

3. 喪中で、新年のあいさつを控えていた

家族を亡くした年は、年賀状を出さずに過ごすのが一般的です。ふつうは前の年の秋から冬にかけて、「新年のごあいさつを控えます」という喪中はがきが届きます。

ただ、悲しみの中で喪中はがきまで手が回らなかったり、送る相手をしぼったりする人もいます。年賀状が来なかったのは、相手がつらい時期を過ごしていたからかもしれません。

4. 住所がわからなくなった

あなたか相手が引っ越して、新しい住所が伝わっていない場合も、年賀状は届かなくなります。あなたが出した年賀状が「あて所に尋ねあたりません」と戻ってきたなら、相手が引っ越した可能性が高いでしょう。

住所録を書き写すときに抜けてしまった、という単純な理由のこともあります。

電話番号やメールがわかる相手なら、「引っ越していたら、新しい住所を教えてね」と本人に軽く聞けば、すぐに解決することもあります。あなたが引っ越したときは、転居のお知らせを出しておくと安心です。

5. 新年のあいさつを、メールやLINEに切りかえた

スマホを使い慣れた人の中には、新年のあいさつをメールやLINE(スマホで送り合うメッセージ)に切りかえた人もいます。はがきを用意するより気軽で、写真も一緒に送れるからです。

年賀状は来なくても、元日に「あけましておめでとう」とメッセージが届いているなら、あなたとのつながりは変わらず続いています。

6. 少しずつ距離を置きたいと思っている

正直に言えば、そういう気持ちの場合もあります。何年も会っていない、近況を話すこともない。そんな関係を、年賀状をやめることで静かに終わりにしたいと考える人もいます。

ただ、それはあなたを嫌いになったという意味とは限りません。「形だけのやり取りを続けるのは、お互いに負担かもしれない」と、相手なりに考えた結果のこともあります。

シンパンくんからあなたへ

年賀状が来ない理由って、相手の生活や体の事情の場合もあるんだ。あなたのことを嫌いになったとは限らないよ。

縁を切られたのか、事情があるだけかの見分け方

相手の気持ちを確かめるには、年賀状だけでなく、ほかのつながりも一緒に見ることが大切です。

いつもこちらから連絡
電話やメールでのつながりも、あわせて見てみましょう
手がかり事情があるだけ距離を置きたいかも
ほかの連絡電話やメールは続いているすべて途絶えた
会ったとき態度は前と同じよそよそしい
こちらから連絡返事が来る何度送っても返事がない
来ない期間今年だけ何年も続いている

左の列に一つでも当てはまるなら、縁が切れたと考える必要はほとんどありません。右の列が多くても、相手に別の事情がある可能性は残っています。

今年だけなのか、何年も続いているのか

来なかったのが今年だけなら、相手に一時的な事情があった可能性が高いでしょう。一年来なかっただけなら、来年まで様子を見るくらいの気持ちで十分です。

いっぽう、何年も続けて来ず、こちらから出した年賀状にも返事がないなら、相手は年賀状のやり取りを終わりにしたと考えてよさそうです。その場合も、あなたを嫌ってのことかどうかは、年賀状だけではわかりません。

「今年で最後」の知らせがあったかを思い出す

前の年の年賀状に「本年をもちまして、年始のごあいさつを失礼させていただきます」といった一言がなかったか、見返してみましょう。

このような知らせは「年賀状じまい」と呼ばれ、送ってきた人は、ほかの相手とも年賀状のやり取りをやめていることが多いものです。年賀状じまいは、あなたを避けたというより、相手が暮らし方を変えたというお知らせなのかもしれません。

年賀状のほかのつながりを見る

年賀状が来なくなっても、たまに電話で話す、旅行先からおみやげが届く、といったつながりが続いているなら心配はいりません。相手にとって、年賀状が「つながりのしるし」ではなくなっただけです。

その友達と今どのくらいの距離感でいるのか、いくつかの質問に答えて見つめ直したいときは、こちらの診断を試してみてください。

無料の本音診断(10問)友達との距離感チェック

年賀状をやめる人が増えている今の考え方

最近は、年賀状のやり取りをやめる人が珍しくなくなりました。新年のあいさつの形が、少しずつ変わってきているのです。

選ぶものや考え方が違う
新年のあいさつの形は、人それぞれです

年賀状をやめても、縁が切れるわけではない

年賀状は、人とつながるための大切な習慣ですが、たくさんある方法の一つでもあります。電話で声を聞く、季節の便りを送る、たまに会ってお茶をする。年賀状をやめた人も、こうした別の形で、大切な人とのつながりを続けていることがあります。

「年賀状が来ない」は、「あなたを大切に思っていない」と同じではありません。

年賀状を書く時間を、本当に会いたい人と会う時間にあてる、という考え方もあります。年賀状をやめたのをきっかけに、電話で声を聞く機会が増える、ということもあるでしょう。

年賀状だけでつながる関係も、大切にしていい

何十年も会っていないけれど、年に一度の年賀状で近況を知らせ合ってきた。そんな関係も、かけがえのないものです。

相手がやめたからといって、あなたがその関係を大切に思ってきた気持ちまで、なくす必要はありません。続けたいと思うなら、形を変えてつながる方法もあります。

「年賀状じまい」とは

年齢や暮らしの変化をきっかけに、年賀状のやり取りを終わりにすることです。最後の年賀状や寒中見舞いで「今後は年賀状を控えさせていただきます」と知らせるのが一般的です。終わりにしたあとも、電話やメールなどで付き合いを続ける人がたくさんいます。

年賀状が来なくなったときに、やってはいけないこと

気になる気持ちはよくわかります。けれど、確かめようとするあまり、次のようなことをすると、かえって関係をこじらせてしまいます。

避けたほうがいいこと

  • 「どうして年賀状をくれなかったの?」と相手を問い詰める
  • 共通の友達に「あの人から年賀状来た?」と聞いて回る
  • インターネットの投稿などで、相手の様子をくり返しのぞく
  • 返事がないのに、何通も手紙やメッセージを送る
  • 一度来なかっただけで、こちらから縁を切ってしまう

問い詰められると、年賀状をやめただけの相手は困ってしまいます。体調や家族のことなど、話したくない事情を抱えている場合もあるので、理由を聞き出そうとしないのが思いやりです。

共通の友達に聞いて回ると、「あの人が探っていた」と相手に伝わってしまうこともあります。気になるときは、このあと紹介するように、相手に直接、やさしい便りを送るほうが自然です。

来年も送る?やめる?決めるときの目安

来年の年賀状をどうするかは、相手の気持ちと、あなた自身の気持ちの両方から考えましょう。

送り続けていい場合

来年も送ってよい目安

  • その人との思い出を、これからも大切にしたい
  • 年賀状のほかにも、ときどき連絡がある
  • 相手が年賀状をやめたのかどうか、はっきりしない
  • 年賀状を書くことが、自分の楽しみになっている

当てはまるなら、来年も送ってかまいません。ただし、相手が返事を書かなければと負担に感じないよう、ひと言そえておくと安心です。

年賀状にそえる一言の例

  • 「お返事はどうぞお気になさらずに」
  • 「お元気でお過ごしのことと思います。ふと思い出して筆をとりました」
  • 「またいつか、ゆっくりお話しできたらうれしいです」

やめてもいい場合

次のような場合は、あなたも年賀状をやめてかまいません。

  • 相手から年賀状じまいの知らせが届いた
  • 何年も続けて返事がない
  • 書くこと自体が負担になってきた

やめることは、相手を見放すことではありません。お互いに無理のない形に、関係を整え直すだけのことです。相手が先にやめていた場合は、こちらから特に知らせなくても失礼にはあたりません。

伝え方を考える
どんな言葉で近況を伝えるか、ゆっくり考えてみましょう

年賀状のほかに近況を伝える方法(文例つき)

年賀状が来なくなった相手と、これからもつながっていたい。そんなときは、年賀状とは別の形で、やさしく声をかけてみましょう。

寒中見舞いで、やわらかく近況を伝える

寒中見舞いは、お正月の松の内(門松などのお正月飾りを出しておく期間)が明けてから、立春のころまでに出す冬のあいさつ状です。相手が喪中だった場合にも出せるので、事情がわからないときにも安心して使えます。

寒中見舞いの文例

寒中お見舞い申し上げます。厳しい寒さが続いておりますが、お変わりなくお過ごしでしょうか。こちらは家族みな元気にしております。寒さの折、どうぞお体を大切になさってください。

年賀状が来なかったことには、あえて触れないのがポイントです。「元気にしているかな」と思っている気持ちだけを伝えれば十分です。

あとから相手が喪中だったと知ったときは、寒中見舞いに一言おわびをそえると丁寧です。たとえば「ご服喪中とは存じませず、年始のごあいさつをお送りしてしまい失礼いたしました」と書きます。

電話やメッセージで、ひと言だけ声をかける

メールやLINEでやり取りできる相手なら、短いメッセージを送ってみるのも一つの方法です。

年賀状のかわりに送るメッセージ
あなた

寒い日が続くね。ふと〇〇さんのことを思い出して、連絡してみました。元気にしてるかな?こちらは相変わらず、のんびり過ごしています

メッセージを送っても、しばらく返事がないこともあります。待ち方や二通目の送り方は、友達からLINEの返信が来ないときの記事を参考にしてください。

自分から年賀状じまいをするときの一言

あなた自身が、年賀状をやめたいと考えている場合もあるでしょう。そのときは、最後の年賀状に、これからもつながっていたい気持ちを一言そえると、相手も寂しく感じにくくなります。

年賀状じまいの文例

誠に勝手ながら、年賀状でのごあいさつは本年をもちまして失礼させていただきます。これからは、お電話やお手紙で近況をお知らせできればうれしく思います。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

年賀状をやめるときも、「これからもよろしく」の一言があれば、関係はちゃんと続いていきます。

年賀状のほかの付き合いも気になるときは

年賀状が来なくなったのと同じころから、集まりにも声がかからなくなった人もいるかもしれません。誘いが減った理由の考え方は、友達に誘われなくなった本音で整理しています。

長年の親友と心の距離を感じている人には、親友と距離を感じるときの本音が参考になります。

きょうだいや親戚からの年賀状が途絶えたことが気がかりなら、兄弟姉妹と疎遠になった本音に、関係を戻すきっかけの作り方をまとめています。

それでも気持ちが落ち着かないときは

便りを出しても返事がない、理由がわからないまま、もやもやした気持ちが続いている。長い付き合いの相手だからこそ、なかなか割り切れないものです。

そんなときは、二人の関係を知らない人に気持ちを話してみると、自分がこれからどうしたいのかが見えてくることがあります。

よくある質問

年賀状を出したのに、返事が来ません。縁を切られたのでしょうか?

そうとは限りません。年賀状をやめた、体調や家族の事情で手が回らなかった、喪中だったなど、さまざまな理由が考えられます。電話やメールなど、ほかのやり取りが今も続いているなら、関係はちゃんとつながっています。

年賀状が来なかった相手に、こちらから出したほうがいいですか?

出したい気持ちがあるなら、出してかまいません。お正月の松の内が過ぎてしまったら、年賀状ではなく寒中見舞いにすると、出すのが遅れたことを気にせず、自然に近況を伝えられます。

相手が喪中だったかどうか、どうすればわかりますか?

まずは、前の年の秋から冬に届いたはがきを見返してみましょう。わからない場合は、喪中でも受け取れる寒中見舞いを送れば、失礼になりません。理由をあれこれ聞き出そうとしないことも大切です。

何年も年賀状だけの付き合いの友達がいます。やめてもいいですか?

やめてもかまいません。続けるかどうかは、あなたが負担なく続けられるかで決めて大丈夫です。やめる場合は、最後の年賀状に「これからもどうぞお元気で」と一言そえると、気持ちよく区切れます。

年賀状じまいの知らせが届きました。返事は必要ですか?

必ず返す必要はありません。気持ちを伝えたいときは、寒中見舞いや手紙で「これまでありがとう。これからもよろしくね」と書くと、相手もうれしく感じるはずです。

まとめ

長く続いてきた年賀状が来なくなると、その一枚の重みをあらためて感じるものです。最後に、この記事のポイントをおさらいしましょう。

  • 年賀状が来なくなった理由には、年賀状をやめた、忙しさや体調、喪中、住所の変化などの事情もある
  • 年賀状のほかのつながりが続いていれば、縁が切れたと考える必要はない
  • 年賀状をやめる人は増えていて、やめても大切な人とのつながりを続けている人はたくさんいる
  • 送り続けるなら「お返事はお気になさらずに」と一言そえ、負担ならやめてもいい
  • 寒中見舞いや短いメッセージで、年賀状のほかの形で近況を伝えられる

年賀状の形は変わっても、相手を大切に思う気持ちは、ほかの方法でもちゃんと届けられます。あなたが心地よいと思える形で、これからのつながりを選んでいってくださいね。

シンパンくんからあなたへ

はがき一枚が来なくても、思い出までなくなるわけじゃないよ。会いたい人には、あなたのやり方で「元気?」って伝えてみてね。