
こんなことで、落ち込んでいませんか?
- 「みんなで出かけない?」と誘っても、返事は「いいよ、俺は」
- 子どもと二人だけで出かける週末が、いつの間にか当たり前に
- 思いきって誘うたびに断られて、がっかりしてしまう
- 「私たちと一緒にいるのが嫌なのかな」と考えてしまう
家族で出かけたいだけなのに、夫が一緒に出かけない日が続くと、さみしさが少しずつ積もっていきますよね。
結論
一緒に出かけたがらない夫が、家族を嫌がっているとは限りません。避けているのは、「出かけること」にかかる負担のほうかもしれません。疲れや人混み、出費などの理由がわかれば、誘い方を変えるだけで応じてくれることがあります。
ただし、家でも会話を避ける、子どもとも関わろうとしないなら、外出とは別に理由があるかもしれません。
この記事でわかること
- 家族と一緒に出かけたがらない夫によくある6つの本音
- 「外出が面倒なだけ」か「家族を避けている」かの見分け方
- 誘う前に知っておきたい、逆効果になる声のかけ方
- 夫が「行ってもいいかな」と思える誘い方と例文
- 毎回一緒でなくてもいい、別々の過ごし方
この記事の目次閉じる開く
一緒に出かけたがらない夫の6つの本音
まずは、家族での外出を夫が嫌がるときによくある本音を見ていきましょう。夫本人も、なぜ気が進まないのかをうまく言葉にできていないことがあります。
平日の疲れで、外に出る元気が残っていない
満員電車での通勤や、気をつかう仕事が続いた週末。夫にとって家族のお出かけは、車の運転、駐車場探し、子どもの見守りと、やることの多い「もう一つの仕事」に見えていることがあります。
「行きたくない」のではなく、「今日はもう動けない」が本音なのかもしれません。土曜は断るのに日曜の午後なら出てくる、連休の後半なら乗り気になるといった違いがあるなら、疲れが大きな理由でしょう。
休日に寝てばかりで、家族と過ごす時間そのものが取れないなら、休日に寝てばかり・一人で出かける夫の本音で休日の過ごし方の決め方を紹介しています。
人混みや行列が、思っている以上につらい
休日のショッピングモールやテーマパーク、行列のできる人気店。にぎやかな場所を楽しめる人がいる一方で、人の多さや音の大きさだけで、ぐったりしてしまう人もいます。
夫は「人混みが苦手」とはっきり言わず、「混んでるからやめておこう」「どうせ並ぶでしょ」と、行き先のほうを否定することがあります。朝早い時間や、すいている公園なら機嫌よくついてくるなら、混み具合が引っかかっているのかもしれません。
お金のことが、頭の片すみにある
家族で出かけると、駐車場代、入場料、外食、ついでの買い物と、思った以上にお金がかかります。家のローンや子どもの教育費が気になる時期には、出かけるたびに出費を計算してしまう夫もいます。
「お金がもったいない」と言うと、けちだと思われそうで、ほかの理由をつけて断っていることもあります。「また何か買うの?」「今日はいくらかかるの?」といった言葉がよく出るなら、お金の心配が隠れているのかもしれません。
家計の考え方そのものが夫婦でずれていると感じるなら、お金に細かい夫の本音も参考にしてください。
行き先が、自分の好みと合わない
洋服や雑貨の買い物、おしゃれなカフェ、子ども向けの屋内遊び場。行き先によっては、夫は「荷物を持って後ろをついて歩くだけ」と感じていることがあります。
自分の好きな店や興味のある場所なら、案外すんなり出かける夫も多いものです。ホームセンターや車の用品店には一人で行くのに家族の買い物は断るなら、外出そのものより、行き先が合っていないのかもしれません。
運転や段取りを、ひとりで背負う気がしている
家族の外出では、運転や荷物運び、子どもの抱っこなど、体を使う役割が夫に回ってきがちです。行き先や時間は妻が決めて、自分は運転手として呼ばれているだけ。そう感じていると、誘われても気持ちが乗りません。
反対に、行き先から全部考えてほしいと頼まれるのが負担、という夫もいます。どちらの場合も、夫にとっての外出が「楽しみ」ではなく「役目」になっている状態です。
前に出かけたとき、いやな思いをした
帰りの渋滞で子どもがぐずり、車の中で言い合いになった。せっかく遠出したのに、雨や行列で何もできずに帰ってきた。そんな外出の記憶が残っていると、夫は次の誘いにも身構えてしまいます。
本人は理由を言葉にしないまま、「どうせまた疲れて終わる」と思っていることがあります。最後に家族で楽しく帰ってこられたのはいつだったか、思い返してみるのも手がかりになります。


シンパンくんから
誘うたびに断られると、「家族といるのが嫌なのかな」って思っちゃうよね。でも、嫌なのは家族じゃなくて、外出の疲れや人混みのほうってことも多いんだ。
外出が面倒なだけ?家族を避けている?見分け方
一緒に出かけたがらないのが、外出の負担のせいなのか、家族との時間そのものを避けているのか。それによって、あなたができることは変わります。次の表で、夫の様子を照らし合わせてみてください。
| 見るところ | 外出が面倒なだけ | 家族を避けているかも |
|---|---|---|
| 家での様子 | 家族と普通に話して笑う | 家でも会話が少ない |
| 近所への誘い | 散歩や買い物なら来る | 近所の用事も断る |
| 好きな場所 | 自分の好きな店なら行く | どこにも行こうとしない |
| 断るときの言葉 | 疲れた・混んでると理由を言う | 返事をしない・不機嫌になる |
| 子どもとの関わり | 家では一緒に遊ぶ | 子どもとも距離がある |
左の列に当てはまるものが多いなら、夫は家族と過ごしたくないわけではなく、出かけ方が合っていないだけの可能性が高いでしょう。誘い方と行き先を変えるだけで、返事が変わることがあります。
右の列が多い場合は、外出の誘い方を工夫する前に、夫婦の関係そのものに目を向けたほうがよいかもしれません。夫の気持ちが家族から離れているように感じるときは、妻に無関心な夫の本音を読んでみてください。
「一人になりたい」と口にすることが増えたなら、夫が「ひとりになりたい」と言う本音もあわせて確かめておくと安心です。夫のふだんの様子を思い浮かべて答えるだけで、今の気持ちの傾向がつかめる診断も用意しています。
無料の本音診断(10問)夫の気持ち診断(夫婦のすれ違い度チェック)誘う前に知っておきたい、逆効果の声かけ
がっかりする気持ちが続くと、誘う言葉にもつい力が入ります。でも、次のような声のかけ方は、夫を「行かされる側」にしてしまい、かえって腰を重くさせることがあります。
逆効果になりやすい声かけ
- 「たまには家族サービスしてよ」と、義務のように頼む
- 行き先も時間も決めたあとで、運転だけをお願いする
- 断られたあと、ため息や無言で不満を伝える
- 出かけた先で「どうせ来たくなかったんでしょ」と蒸し返す
- 「いつも私ばっかり」と、これまでの不満をまとめてぶつける
「家族サービス」という言い方が、夫を遠ざける
「家族サービス」という言葉には、家族のために仕方なくすること、という響きがあります。夫が家族の一員として楽しむのではなく、家族を楽しませる係として呼ばれているように聞こえてしまうのです。
誘うときは「サービスして」ではなく「一緒に行きたい」と伝えるほうが、夫も素直に受け取りやすくなります。
出かけた先での蒸し返しは、次の誘いを遠ざける
しぶしぶ来た夫が、つまらなそうにしている。それを見て、つい「来たくなかったんでしょ」と言いたくなることもあるでしょう。けれど、その一言で、夫の中には「行っても責められる」という記憶が残ります。
来てくれたこと自体に「来てくれてうれしい」と伝えておくと、次に誘ったときの返事がやわらかくなります。
夫が「行ってもいいかな」と思える誘い方
夫の本音に合わせて誘い方を少し変えるだけで、返事が変わることは少なくありません。いくつかのコツを組み合わせて試してみましょう。

目的と行き先を、一言で伝える
「どこか行かない?」という誘い方では、どこへ何をしに行くのか、どれくらいかかるのかが夫には見えません。見通しが立たない外出ほど、腰は重くなるものです。
「子どもの靴を買いに、駅前の店まで」のように、目的と行き先を短く伝えましょう。それだけで、夫も頭の中で一日の流れを描きやすくなります。
夫の好きなことを、一つ入れる
家族の用事だけの外出ではなく、夫の楽しみを一つ入れてみましょう。帰りに夫の好きなラーメン屋に寄る、買い物のついでに釣具店をのぞく、といった小さなことで十分です。
「自分も楽しめる時間がある」とわかると、外出は役目から楽しみに変わります。行き先の候補を一つ、夫に選んでもらうのもよい方法です。
すいている時間と場所を選ぶ
人混みが苦手な夫には、開店直後の時間や、人の少ない場所を選ぶと、気持ちの負担がぐっと減ります。にぎやかな商業施設より、広い公園や郊外の道の駅のほうが、夫も肩の力を抜いて過ごせるかもしれません。
帰る時間とお金の目安を、先に伝える
「お昼を食べたら帰ろう」「今日は子どもの靴だけ買おう」と、帰る時間と使うお金の目安を先に伝えておくと、夫は安心して出かけられます。終わりの見えない外出は、それだけで疲れるものです。
運転や荷物の役割を、交代する
いつも夫が運転するなら、帰りはあなたがハンドルを握る。荷物は分けて持つ。役割を分け合うだけでも、夫の「また運転手か」という気持ちはやわらぎます。
ここまでのコツを合わせると、たとえばこんな誘い方になります。
土曜の午前中、子どもの上ばきを買いに駅前まで付き合ってくれない?
帰りにあなたの好きなラーメン屋に寄ろうよ。お昼すぎには帰れると思う
昼すぎに帰れるならいいよ
ありがとう!帰りの運転は私がするね
断られたら、深追いせずに次へつなぐ
断られたときは、理由を問いただしたりせず、いったん引きましょう。次に誘う余地を残しておく返し方を、覚えておくと安心です。
今週はちょっと疲れてて、家にいたいな
わかった、今週はゆっくり休んでね
来週どこか行けそうなら、行きたいところ考えておいて
帰ってきたら「楽しかったね」で終える
家に着いたら、「付き合ってくれてありがとう、楽しかったね」と一言伝えましょう。混雑や子どものぐずりがあっても、最後の印象がよければ、夫の中で外出の記憶は少しずつ塗り替えられていきます。次に誘ったときに「まあ、行ってもいいか」と思ってもらうための、いちばん手軽な準備です。

シンパンくんから
「どこか行こう」より「〇〇を買いに、お昼まで」のほうが、ずっと返事がしやすいんだ。終わりの時間と、夫の楽しみを一つ。この二つがそろうと、誘いに乗ってもらいやすくなるよ。
毎回一緒でなくてもいい、別々の過ごし方
工夫して誘っても、どうしても外出が苦手な夫もいます。そんなときは、毎回そろって出かけることにこだわらず、別々に過ごす形を取り入れてみるのも一つの方法です。

家族そろってのお出かけは、回数より中身を大切に
毎週のように誘って毎週断られるより、家族そろって出かける日を減らして、その日を楽しい一日にするほうが、夫も参加しやすくなります。「次の連休は一日だけ、みんなで出かけよう」と早めに約束しておくと、夫も心づもりができます。
途中から合流してもらう
買い物は妻と子どもで済ませて、お昼ごはんだけ夫に合流してもらう。公園で遊んだあと、帰りに夫が車で迎えに来る。最初から最後まで一緒でなくても、家族で過ごす時間は作れます。
夫は家で、あなたは外で、それぞれの時間を楽しむ
夫が家で休んでいる間に、あなたと子どもで出かけるのは、さみしいことばかりではありません。留守の間に夕飯の準備や洗濯物の片づけをお願いしておけば、家族の役割を分け合う形にもなります。
誘う相手を、夫だけに決めなくていい
行きたい場所があるなら、友達や自分の家族、子どもと出かけてもかまいません。夫が来ないから出かけるのをやめる、と我慢を重ねなくていいのです。あなたが楽しそうに帰ってくると、夫が「次は行ってみようかな」と思うこともあります。
夫が自分の趣味にばかり時間を使い、家族の外出には興味を示さないなら、趣味ばかりの夫の本音で不満の伝え方を紹介しています。
それでも夫婦の距離が気になるときは
誘い方を変えても、別々の過ごし方を試しても、夫との距離が縮まらないと感じることもあるでしょう。家族で出かけたいという気持ちを、ずっとひとりで抱えているのはつらいものです。
友達や親には話しにくい夫婦のことも、利害のない第三者になら打ち明けやすいものです。言葉にして整理するうちに、夫に本当に伝えたいことが見えてくることもあります。
よくある質問
子どもの運動会や発表会にも、来たがりません。
子どもの行事は、ふだんのお出かけとは分けて考えましょう。日程がわかったら、すぐに夫と共有しておきましょう。練習の様子を話したり、子どもから「見に来てね」と頼んでもらったりすると、夫も予定を空けようという気持ちになりやすいものです。全部が無理なら、いちばん見てほしい出番だけでも来てもらうようお願いしてみてください。
一人では出かけるのに、家族とは出かけたがりません。
一人の時間で気持ちを切り替えたいタイプの夫もいます。家族の外出を断るのは、家族が嫌だからではなく、気をつかうことが多くて休めないからかもしれません。一人の時間を認めたうえで、家族で出かける日も約束として決めておくと、両方を大切にしやすくなります。
旅行に誘っても、毎回「面倒だ」と言われます。
泊まりがけの旅行は、計画や移動の負担が大きいものです。まずは近場の日帰りから始めて、夫が楽しめた外出を少しずつ増やしていきましょう。行き先の候補を一つ夫に選んでもらうと、自分の旅行として考えてもらいやすくなります。
私の実家への帰省だけは、どうしても嫌がります。
妻の実家に行くことには、ふだんの外出とは違う気づかいや疲れがあります。夫が嫌がる理由や頼み方は、妻の実家に行きたがらない夫の本音でくわしく紹介しています。
誘っては断られることに、疲れてしまいました。
誘うのを少しお休みしても大丈夫です。しばらくはあなた自身が楽しめる外出を優先して、夫には「行きたいところがあったら教えてね」とだけ伝えておきましょう。夫の気が向いたときに、声をかけてもらえる余地が残ります。
まとめ
一緒に出かけたがらない夫の本音と、誘い方のコツをまとめます。
- 出かけたがらない理由は、疲れ・人混みが苦手・お金の心配・行き先が好みでない・運転や段取りの負担・前の外出の記憶など
- 家でも会話を避ける、子どもとも距離があるなら、外出より関係そのものに目を向ける
- 「家族サービスして」と義務のように頼む、出かけた先で蒸し返すのは逆効果
- 誘うときは目的と行き先を一言で伝え、夫の楽しみを一つ入れ、帰る時間とお金の目安を先に話す
- 毎回一緒に出かけなくてもいい。途中からの合流や別々の過ごし方も、家族の形の一つ
家族で出かけたいのは、夫や子どもとの時間を大切に思っているからこそです。一緒に出かけられる日を、無理のない形で少しずつ増やしていきましょう。

シンパンくんから
断られ続けても、誘う気持ちを持ち続けてきたあなたは十分がんばってるよ。夫が乗りやすい形を探しながら、あなた自身が楽しめる週末も大切にしてね。




