こんなことで、不安になっていませんか?

  • 毎晩かかってきた電話が、いつの間にか週に一度になった
  • LINEの返事は「了解」「おつかれ」だけ
  • 家のことも子どものことも、今は一人で回している
  • 「向こうで気楽にやっているのかな」と考えてしまう

単身赴任で離れて暮らしていると、夫が今どんな気持ちでいるのか、見えにくくなりますよね。「家族のことはどうでもいいのかな」と考えてしまうのは、毎日がんばっているからこそ出てくる不安です。

結論

単身赴任中に連絡が減るのは、気持ちが離れたからとは限りません。新しい生活に追われていたり、何を話せばいいのかわからなくなっていたりすることもあります。

ただし、連絡の減り方によっては、一度夫婦で話し合ったほうがいいサインもあります。

この記事でわかること

  • 単身赴任中の夫が抱えやすい6つの気持ち
  • 連絡が減ったとき、心配しすぎなくていい変化と話し合いたい変化
  • 離れて暮らす夫婦がやってはいけないこと
  • 連絡のペースと内容の決め方(例文つき)
  • 夫が帰ってきたときの過ごし方
この記事の目次閉じる開く
  1. 単身赴任中の夫の気持ち|離れて暮らす夫が抱えやすい本音
    1. ひとりの気楽さと、ふとしたさみしさ
    2. 新しい職場になじむのに精一杯
    3. 家族の中に自分の居場所がなくなる不安
    4. 心配をかけたくなくて、弱音を言わない
    5. 連絡が「報告」だけになり、話題が見つからない
    6. 気持ちが離れはじめていることもある
  2. 連絡が減ったのは心配いらない?変化の見分け方
    1. 浮気が心配になったときは
  3. 時期によって変わる、単身赴任中の夫の気持ち
    1. 赴任したばかりのころ
    2. 向こうの暮らしに慣れてきたころ
    3. 離れて暮らす期間が長くなってきたころ
  4. 離れて暮らす夫婦がやってはいけないこと
    1. 回数より、続けやすさを大切に
    2. 大変なことは、ため込まずに小出しに
  5. 連絡のペースと内容の決め方|例文つき
    1. まずは「連絡の形」を二人で決める
    2. 決めるときは、お願いの形で切り出す
    3. 報告だけでなく「一緒に見ている感じ」を作る
    4. 夫の弱音を引き出す聞き方
  6. 夫が帰ってきたときの過ごし方
    1. 最初の一日は、予定をつめこまない
    2. 変わったことは、責めずに伝える
    3. 次に会う日の話を、一緒にする
  7. 離れていて夫の気持ちが見えないときは
  8. よくある質問
  9. まとめ

単身赴任中の夫の気持ち|離れて暮らす夫が抱えやすい本音

単身赴任中の夫の心には、ほっとする気持ちとさみしさ、新しい仕事への緊張、家族への申し訳なさなどが入りまじっています。よく見られる気持ちを、一つずつ見ていきましょう。

ひとりの気楽さと、ふとしたさみしさ

単身赴任を始めたばかりのころは、好きな時間に寝て、好きなものを食べられる生活に、気楽さを感じる男性もいます。その気楽さに後ろめたさを覚えて、かえって連絡しづらくなる人もいるほどです。

一方で、明かりのついていない部屋に帰った瞬間や、予定のない休日に、ふとさみしさがこみ上げることもあります。気楽さとさみしさは、同じ人の中に同時にあるものです。どちらか一方だけが本音、というわけではありません。

新しい職場になじむのに精一杯

単身赴任の多くは、仕事の都合で始まります。新しい職場や人間関係、慣れない土地での暮らしに、毎日へとへとになっていることがあります。

夜遅くに帰って、洗濯や食事の用意まで自分でこなす生活です。家族に連絡する元気が残っていない日もあるでしょう。返事が短いのは、あなたを軽く見ているからではなく、その日の余力がそれだけしかなかったのかもしれません。

家族の中に自分の居場所がなくなる不安

離れているあいだに、子どもは成長し、家のルールも少しずつ変わっていきます。帰るたびに「自分がいなくても家は回っている」と感じて、さみしさを抱く男性もいます。

「たまに帰っても、自分はお客さんみたいだ」という気持ちが強くなると、連絡するときも何を話せばいいのか迷いはじめます。連絡が減った裏に、取り残されたような気持ちが隠れていることもあるのです。

心配をかけたくなくて、弱音を言わない

仕事がうまくいかない、体調がすぐれない。そんなときほど、「家族に心配をかけたくない」と連絡を控える人もいます。

元気なふりをして話すのがしんどいから、いっそ短いLINEだけにしておく。そんな気づかいが、あなたの目には「冷たくなった」と映っているのかもしれません。

連絡が「報告」だけになり、話題が見つからない

離れて暮らすと、同じ出来事を一緒に見る機会がなくなります。そのため、やりとりが「今日は何をした」「子どもはどうだった」という報告だけになりがちです。

報告が続くと、どちらも話すことがなくなり、自然と回数が減っていきます。もともと夫婦の会話が少なめだった場合は、夫と会話がない本音と取り戻すコツもあわせて読んでみてください。

気持ちが離れはじめていることもある

残念ですが、離れて暮らすうちに、夫婦の気持ちに距離ができてしまうこともあります。帰ってくる回数が理由もなく減る、家族の予定に関心を示さないといった変化が重なるときは、注意が必要です。

ただし、一つの変化だけで判断するのは早すぎます。気持ちが冷めたかどうかの見分け方は、夫の気持ちが冷めたサインでくわしく紹介しています。

一言だけの返信
返事が短いのは、余力がないだけのことも

シンパンくんからあなたへ

離れていると、見えないところを想像で埋めちゃうよね。その想像が悪いほうにふくらむのは、それだけ夫のことを気にかけているからなんだ。

連絡が減ったのは心配いらない?変化の見分け方

連絡が減ったという事実だけでは、夫の気持ちまではわかりません。回数そのものより、連絡の中身や、帰ってきたときの様子をあわせて見てみましょう。

心配しすぎなくていい変化

  • 回数は減ったが、送ればきちんと返事がある
  • 忙しい時期を過ぎると、また連絡が増える
  • 子どもの行事や家族の予定は気にかけている
  • 次に帰る日を、自分から決めようとする
  • 帰ってきたとき、家族と過ごす時間を楽しんでいる

一度話し合いたい変化

  • 理由を言わずに、帰ってくる回数が大きく減った
  • こちらが連絡しないと、何週間も音さたがない
  • 子どもの話をしても、反応がほとんどない
  • 帰ってきても、ずっとスマホを見て上の空
  • 電話をかけると、いつも急いで切ろうとする

「心配しすぎなくていい変化」が多いなら、今は新しい生活に追われているだけの可能性が高いでしょう。

「一度話し合いたい変化」が多いなら、責めるのではなく、「最近どう?」と夫の様子をたずねるところから始めてみてください。夫の心の中を、いくつかの問いに答えながら想像してみたいときは、こちらの診断も使えます。

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離れていると連絡が減りやすいのは、夫婦も恋人どうしも同じです。恋人の例ですが、遠距離恋愛で彼氏が冷めたサインも、連絡の変化を見分ける参考になるでしょう。

浮気が心配になったときは

離れて暮らしていると、「向こうで誰かと会っているのでは」と不安になることもあるでしょう。そう感じてしまうのは、あなたが悪いからではありません。

ただ、位置情報で居場所を確かめたり、SNSを見張ったりするのはやめておきましょう。夫の信頼を失うだけでなく、あなた自身の心もすり減ってしまいます。

浮気の心配が強いときの考え方や不安の伝え方は、夫の浮気サインで紹介しています。

時期によって変わる、単身赴任中の夫の気持ち

単身赴任中の夫の気持ちは、ずっと同じではありません。赴任してからの時間によって、連絡の様子が変わることもよくあります。

赴任したばかりのころ

新しい仕事と暮らしを立ち上げるのに精一杯で、連絡は短くなりがちです。その一方で、ひとりの夜に家族の声が聞きたくなり、電話が増える人もいます。

この時期の連絡の少なさは、気持ちの変化というより、余裕のなさの表れであることが多いでしょう。

向こうの暮らしに慣れてきたころ

生活のリズムができてくると、ひとりの時間を楽しめるようになります。休日に趣味や職場の付き合いの予定が入り、連絡の回数が落ち着いてくることもあります。

家族のことを忘れたわけではなく、それぞれの場所での暮らしが「いつもの毎日」になったということです。連絡の形を二人で見直すのに、ちょうどいい時期でもあります。

離れて暮らす期間が長くなってきたころ

離れている期間が長くなると、家族の予定や子どもの成長を、あとから聞かされることが増えていきます。「自分だけ知らないことが多い」と感じて、家族の輪に入りにくくなる人もいます。

この時期は、小さなことでも夫に相談したり、決める前に意見を聞いたりしてみてください。夫が家族の一員として関われる場面を、意識して作ることが大切です。

夫に相談をもちかけるLINEの例
あなた

上の子が、来月から塾を週2回に増やしたいって言ってるんだけど、どう思う?

相手

本人がやる気なら、いいと思う。今夜の電話で、少し話を聞かせて

離れて暮らす夫婦がやってはいけないこと

さみしさや不安が大きくなると、つい夫の気持ちを確かめたくなります。とはいえ、次のような行動をとると、離れている夫の心はさらに遠のいてしまいます。

やってはいけないこと

  • 連絡の回数だけで、夫の愛情をはかる
  • 返事が遅いと、何度も電話やLINEを重ねる
  • 位置情報やSNSで、夫の行動を確かめようとする
  • 子どもの前で、夫への不満や悪口を言う
  • 家のことを全部ひとりで抱えこみ、限界で爆発する

回数より、続けやすさを大切に

毎日の電話を約束しても、夫が疲れきっている日に続けるのは負担になります。義務になった連絡は、だんだん短く、そっけなくなっていくものです。

連絡は、回数の多さより、無理なく続けられるかどうかが大切です。お互いの生活に合ったペースを、二人で決めていきましょう。

大変なことは、ため込まずに小出しに

家のことを一人で回していると、「心配させたくない」と、困りごとを話さずにすませてしまうことがあります。けれど、ため込んだ不満は、帰ってきたときの小さな出来事をきっかけにあふれ出しやすくなります。

「今週は子どもが熱を出して大変だった」と、その都度軽く伝えておきましょう。そのほうが、夫も家族の今を知ることができます。

いったん通知から離れる
回数より、無理なく続けられる連絡を

連絡のペースと内容の決め方|例文つき

まずは「連絡の形」を二人で決める

離れて暮らす夫婦の連絡は、なりゆきに任せると、どちらかに不満がたまりやすくなります。いつ、どんな方法で、どのくらい連絡するかを、ざっくり決めておくと安心です。

たとえば、次のような形が考えられます。

いつどんな連絡ポイント
毎朝スタンプや「おはよう」一言で元気だとわかる
毎晩今日あったことを一つ長文にしない
週末電話やビデオ通話子どもと話す時間も
急ぐときすぐに電話お金・病気・学校のこと

これはあくまで一例です。夫の仕事の時間や、あなたの家事・育児の流れに合わせて、無理のない形に変えてください。

決めるときは、お願いの形で切り出す

連絡の形を決めたいときは、「連絡が少ない」と責めるのではなく、「こうしてもらえるとうれしい」という形で伝えましょう。

連絡の形を相談するLINEの例
あなた

最近、お互いばたばたしてて、なかなか話せてないね

あなた

疲れてる日は、スタンプ一つだけでも安心できるから送ってほしいな

あなた

あと、土曜の夜に少しだけ電話できたらうれしい

相手

わかった。土曜なら大丈夫そう

報告だけでなく「一緒に見ている感じ」を作る

やりとりが報告だけになると、話題はすぐに尽きてしまいます。写真や短い動画を送り合うと、離れていても同じものを見ているような感覚が生まれます。

写真を添えて送るLINEの例
あなた

(写真)今日、補助輪なしで自転車に乗れたよ!

あなた

パパに見せたいって、何回も練習してた

相手

すごいな!次に帰ったら一緒に公園に行こう

夫のほうからも、住んでいる町の景色や食べたものを送ってもらうと、向こうでの暮らしが見えて安心につながります。「どんなところに住んでいるのか見てみたいな」と、気軽にお願いしてみましょう。

声のメッセージを聴く
文字だけでなく、声や写真で近況を伝え合うと、離れていても距離が縮まります

夫の弱音を引き出す聞き方

夫が元気そうにふるまっていても、本当は疲れていることがあります。「大丈夫?」と聞くと「大丈夫」と返されがちなので、答えやすい聞き方を工夫してみましょう。

  • 「今週いちばん大変だったのは、どんなこと?」
  • 「ごはん、ちゃんと食べてる?最近何食べた?」
  • 「向こうで、気軽に話せる人はできた?」

返ってきた答えに、アドバイスよりも先に「それは大変だったね」と返すと、夫も少しずつ本音を話しやすくなります。

夫が帰ってきたときの過ごし方

最初の一日は、予定をつめこまない

久しぶりに帰ってきた日は、話したいことや頼みたいことがたくさんあるかもしれません。けれど、夫は長い移動で疲れていることもあります。

帰ってきた日の夜は、ごはんを食べながらゆっくり過ごすくらいにしておきましょう。家のことの相談は、次の日に落ち着いてからでも遅くありません。

変わったことは、責めずに伝える

離れているあいだに、家の中のルールや子どもの習いごとの予定が変わっていることもあるでしょう。夫が知らないことを「そんなことも知らないの」と言ってしまうと、居場所のなさを強く感じさせてしまいます。

「最近、夕ごはんを6時に早めたんだ」「下の子、今は水曜にプールに通ってるよ」と、そのつど自然に伝えましょう。帰ってきたときに夫の役割を一つお願いすると、「自分も家族の一員だ」と感じてもらいやすくなります。

久しぶりの再会
帰ってきた日は、話したいことを一度に伝えず、ゆっくり過ごす時間を大切に

次に会う日の話を、一緒にする

夫が赴任先に戻る前には、次に帰ってくる日の話をしておきましょう。「次に帰ったら何をしようか」と楽しみを一つ決めておくと、離れている期間も前を向いて過ごしやすくなります。

離れていて夫の気持ちが見えないときは

連絡の決めごとを作っても、夫の心の内までは見えてこないこともあります。電話をしても天気や子どもの話で終わってしまい、夫自身のことはよく見えない。そんなもどかしさが続くと、心が疲れてしまいますよね。

一人で家を守っていると、気持ちを打ち明ける相手もいないまま、毎日が過ぎていきがちです。あなたの気持ちを外に出せる場所を持つことも、夫婦関係を守る大切な方法の一つです。

よくある質問

単身赴任中の夫から、何日も連絡がありません。冷めたのでしょうか?

新しい職場に慣れるまでの時期や、仕事が立てこんでいる時期は、連絡が途切れがちになることがあります。送れば返事がある、次に帰る日の話はするといった様子があれば、心配しすぎなくて大丈夫です。気になるときは「元気にしてる?」と短く送ってみましょう。

毎日電話してほしいとお願いするのは、重いでしょうか?

そう願う気持ちは自然なものですが、毎日の電話は、仕事の状況によっては負担になることもあります。「毎晩スタンプだけ」「週に一度は電話」のように、続けやすい形を一緒に決めるのがおすすめです。

単身赴任先に会いに行ってもいいですか?

夫と相談したうえでなら、とてもいい方法です。夫の暮らしぶりがわかり、安心にもつながります。ただ、何も言わずに突然行くのは、信頼していないと受け取られることもあるので、前もって予定を合わせましょう。

夫が帰ってくるたびに、けんかになってしまいます。

会えないあいだにたまった不満を、短い時間で一度に話そうとしていることが多いものです。ふだんの連絡で小さなことを伝えておき、帰ってきたときは楽しく過ごす時間を先に作るようにしてみてください。

子どもと父親の距離が離れてしまわないか心配です。

週末のビデオ通話で、子どもが描いた絵を見せたり、学校の話をしたりする時間を作ってみましょう。父親に見せたいものを子どもと一緒に写真に撮って送るのもおすすめです。帰ってきたときは、父親と子どもだけで出かける時間を作ると、ぐっと距離が縮まります。

まとめ

単身赴任中の夫の気持ちと、離れていても夫婦の気持ちをつなぐためのポイントをまとめます。

  • 単身赴任中の夫は、気楽さとさみしさ、居場所がなくなる不安、疲れなど、いくつもの気持ちを抱えている
  • 連絡が減っても、返事がある・家族の予定を気にかけているなら、心配しすぎなくていい
  • 位置情報やSNSで行動を確かめるのは、信頼を失うのでやめておく
  • 連絡は回数より続けやすさが大切。いつ・どんな方法で連絡するかを二人で決める
  • 写真や声を送り合うと、離れていても同じものを見ている感覚が生まれる
  • 帰ってきた日は予定をつめこまず、変わったことは責めずに伝える

離れて暮らす期間は、さみしい時間であると同時に、お互いの大切さに気づける時間でもあります。無理のない形で連絡を続けながら、帰ってくる日を二人で楽しみに待ちましょう。

シンパンくんからあなたへ

離れていても、夫婦の気持ちはちゃんとつなげられるよ。あなたも無理をしすぎず、自分のことも大切にしてね。